1999年6月11日
簡易な符号化則を用いた32/33(0,10/10)符号の開発
電子情報通信学会技術研究報告. MR, 磁気記録
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
記録符号に対する絶えざる要求の一つが符号化率η=m/nの向上である.実用化された符号のη(d,k)が1/2(2,7)→2/3(1,7)→8/9(0,4)→16/17(0,6)と進展してきている事がこの事実を物語っている.ただデータ語長mならびに符号語長nを大きくすればする程,符号化測並びに符号化回路構成が指数関数的に複雑になることが問題点として存在する.本稿では,データ語を少なくとも3以上のサブデータ語に分割し,これらを組合せる符号化則を用いて,この課題を克服している.また,具体例として,32/33(0,10/10)符号をこの手法を用いて構成している.