講演・口頭発表等

1995年12月8日

FMファミリー符号をベースとしたTCPRとPRMLの特性比較

電子情報通信学会技術研究報告. MR, 磁気記録
  • 田崎 三郎
  • ,
  • 柳原 謙志
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  • 都築 伸二
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  • 山田 芳郎

記述言語
日本語
会議種別

従来,記録符号の持つその主たる機能は,記録信号系列の特性を記録再生チャネルの特性に整合させることと考えられてきた.本稿では,符号化則がトレリス線図で表されるような記録符号の効果的なもう一つの機能をパーシャルレスポンス(PR)方式と組み合わせて,新たに利用することを提案する.符号化則がオートマトンモデルで表現できる典型的な記録符号の例として4つのFMファミリー符号を用いる.これまでの研究成果に基づき,これら符号に組合せるPR方式としてPR(1,1)及びPR(1,0,1)を選んでいる.シミュレーション結果は,従来のPRML方式に比べて,10^<-4>のビット誤り率を達成するのに約6dBのSN比改善が得られることを示している.