2016年4月 - 2022年3月
職域レセプト分析:受診行動による生活習慣病の早期発見および重症化予防への効果
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
2010年代の就労集団の健康診断・がん検診と医療機関の受療データ(レセプトデータ)をもとに、脳卒中・心血管疾患(循環器疾患)のコントロール、がんの早期発見について検討した。
本対象集団では、循環器疾患やそのリスク要因についての認識、高血圧と糖尿病の治療率やコントロール状況の推移に大きな改善は認められず、就労世代における治療率やコントロール率向上への働きかけの重要性が示唆された。また、がんについては、配偶者や子どもの有無ががん検診受診率と関連することが示されるとともに、がん検診受診率や精密検査受診率の向上を目指す必要性が示された。
本対象集団では、循環器疾患やそのリスク要因についての認識、高血圧と糖尿病の治療率やコントロール状況の推移に大きな改善は認められず、就労世代における治療率やコントロール率向上への働きかけの重要性が示唆された。また、がんについては、配偶者や子どもの有無ががん検診受診率と関連することが示されるとともに、がん検診受診率や精密検査受診率の向上を目指す必要性が示された。
- ID情報
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- 課題番号 : 16K09096
- 体系的課題番号 : JP16K09096