小林哲也 (Tetsuya Kobayashi) - マイポータル

基本情報

所属: 京都大学准教授

ORCID iD: https://orcid.org/0000-0001-6567-8339
J-GLOBAL ID: 202101005893849462
researchmap会員ID: R000023266

研究キーワード

ヴァルター・ベンヤミン、ゲルショム・ショーレム、カール・クラウス, 戦間期ドイツ, ドイツのユダヤ系知識人

研究分野

人文・社会 / ヨーロッパ文学 / ドイツ文学、思想史、近代ドイツにおけるユダヤ人の歴史

論文

被造物としての怪物 --ベンヤミンのカフカ論における「怪物」のモティーフ

小林, 哲也

ドイツ文學研究 68 [1]-[43] 2023年3月25日
「猶予」としての「正義」 : ゲルショム・ショーレムとヴァルター・ベンヤミンの正義論

小林哲也

思想 (1175) 6-35 2022年3月
象徴の沈黙，嘆きの伝承 : ゲルショム・ショーレム「嘆きと哀歌について」—Über das Schweigen des Symbols und die Überlieferung der Klage : Gershom Scholems „Über Klage und Klagelied“

小林, 哲也

言語文化研究 40(2) 59-84 2021年3月1日
B・フィアテルの『カール・クラウス』 : ユダヤ的預言者像の意義—„Karl Kraus“ von Berthold Viertel

小林, 哲也

言語文化研究 39(2) 51-74 2020年3月1日
ショーレムとベンヤミン : 「修復」のシオニズム、「忘却」への「注意深さ」

小林哲也

思想 (1131) 25-43 2018年7月
残された「嘆き」の声 : インゲボルク・バッハマンに宛てたゲルショム・ショーレムの詩

小林哲也

ナマール = נמל = Port : 港 / 日本・ユダヤ文化研究会編 (22) 37-57 2017年
Mosaikstil oder Epigonentum

Tetsuya Kobayashi

ドイツ文学 2017年
幸福のパラドクスと他者の希望 -W・ベンヤミンのゲーテ『親和力』読解-

小林, 哲也

文明構造論 : 京都大学大学院人間・環境学研究科現代文明論講座文明構造論分野論集 10 99-140 2014年10月31日
Ｗ・ベンヤミンの思考の展開 --内的憧憬と外部空間--

Tetsuya Kobayashi

2014年3月24日
体験の外の沈黙 : ブーバー批判から見たベンヤミンの言語論

小林, 哲也

文明構造論 : 京都大学大学院人間・環境学研究科現代文明論講座文明構造論分野論集 9 115-148 2013年10月30日
第一次大戦、ブーバー、ベンヤミン : 内面的決断と言語の問題

小林哲也

ナマール = נמל = Port : 港 / 日本・ユダヤ文化研究会編 (18) 62-79 2013年
W・ベンヤミンのソネット : 反復と目覚め

小林, 哲也

文明構造論 : 京都大学大学院人間・環境学研究科現代文明論講座文明構造論分野論集 8 35-73 2012年9月25日
デーモンの不平、デーモンの使命 : 一九三〇年代のカール･クラウス

小林哲也

思想 1,058(1058) 112-133 2012年6月査読有り
ベンヤミンのギリシア悲劇論 : 「英雄」の「反抗」と「沈黙」

小林, 哲也

文明構造論 : 京都大学大学院人間・環境学研究科現代文明論講座文明構造論分野論集 7 63-93 2011年9月12日
「空虚で愉快な旅」 - ベンヤミンがカフカに見た「騎行」 -

小林, 哲也

文明構造論 : 京都大学大学院人間・環境学研究科現代文明論講座文明構造論分野論集 5 53-83 2009年9月30日
「純粋さ」と「純化」--『カール・クラウス』におけるベンヤミンの政治的姿勢

小林哲也

Germanistik Kyoto (10) 21-38 2009年
「根源」と「破壊」 : W・ベンヤミンの『カール・クラウス』

小林, 哲也

文明構造論 : 京都大学大学院人間・環境学研究科現代文明論講座文明構造論分野論集 4 65-109 2008年9月4日
ベンヤミンにおける<理念>の存在

小林, 哲也

文明構造論 : 京都大学大学院人間・環境学研究科現代文明論講座文明構造論分野論集 3 89-111 2007年9月5日
ベンヤミンの「政治論」と形而上学 : 1920年前後の形而上学的思考の連関

小林, 哲也

文明構造論 : 京都大学大学院人間・環境学研究科現代文明論講座文明構造論分野論集 2 1-37 2006年8月4日

MISC

書評内村博信著『政治と美学ベンヤミンの唯物論的批評』

小林哲也

週間読書人 (3539) 2024年5月招待有り筆頭著者
書評宇和川雄著『ベンヤミンの歴史哲学ミクロロギーと普遍史』

小林哲也

週間読書人 (3496) 2023年7月招待有り筆頭著者
書評田邉恵子著『一冊の、ささやかな、本』

小林哲也

週間読書人 (3481) 2023年3月招待有り筆頭著者
ロマン派と経済――1797 年という年

フォーグルヨーゼフ, 小林哲也, 中村徳仁, 木戸吉則

思想のプリズム 3 76-107 2023年
研究発表・講演要旨怪物を読み解くこと : W・ベンヤミンのカフカ解釈に寄せて

小林哲也

Germanistik Kyoto (24) 57-60 2023年
書評柿木伸之著『断絶からの歴史 : ベンヤミンの歴史哲学』

小林哲也

ナマール = נמל = Port : 港 / 日本・ユダヤ文化研究会編 (26) 92-97 2021年
書評柿木伸之著『ヴァルター・ベンヤミン : 闇を歩く批評』

小林哲也

ナマール = נמל = Port : 港 (25) 82-85 2020年
書評須藤秀平著『視る民、読む民、裁く民ロマン主義時代におけるもうひとつのフォルク』

小林哲也

『総人・人環フォーラム』 (38) 37-37 2019年2月招待有り筆頭著者
ベンヤミンとゲルショム・ショーレム (2018年度文化講座より集中討議「ヴァルター・ベンヤミン、ドイツとユダヤの間で」)

小林哲也

ナマール = נמל = Port : 港 (23) 25-30 2018年
書評三篇近年のベンヤミン受容―そのアクチュアリティー

小林哲也

ドイツ文学 146 163-173 2013年
カール・クラウスの風刺的な世界劇場 : パロディー : 人類最後の日々 (カール・クラウス)

シャイフェレエーベルハルト, 小林哲也

思想 (1058) 305-326 2012年6月
自分自身の巣を汚す鳥 (カール・クラウス) -- (カール・クラウスの未邦訳テクスト八篇 : 『ファッケル』創刊号から最終号まで)

クラウスカール, 小林哲也

思想 (1058) 364-372 2012年6月
奴らの大事なもの(理解できる言葉で) (カール・クラウス) -- (カール・クラウスの未邦訳テクスト八篇 : 『ファッケル』創刊号から最終号まで)

クラウスカール, 小林哲也

思想 (1058) 384-414 2012年6月
不透過なものの「聴き取り」 : ベンヤミンによるゲーテの『親和力』読解—特集ゲーテを読むベンヤミン : 破局の時代のフマニスムス

小林哲也

モルフォロギア : ゲーテと自然科学 = Morphologia : Goethe und die Naturwissenschaft (34) 67-94 2012年
ベンヤミンの時間感覚—[日本独文学会京都支部2007年度研究発表会]研究発表要旨

小林哲也

Germanistik Kyoto (9) 126-129 2008年

書籍等出版物

ベンヤミンにおける「純化」の思考 : 「アンファング」から「カール・クラウス」まで

小林, 哲也

水声社 2015年3月 (ISBN: 9784801000926)

講演・口頭発表等

W・ベンヤミンにおける「集団的主体」の思考「集団の身体」を走る神経刺激と「ほぐれた大衆」の政治化

小林哲也

2024年度大阪大学言語文化学会第64回大会 2024年6月27日招待有り
ベンヤミンの「シュルレアリスム」——左派文芸の中での位置、街路の陶酔

小林哲也

Cross-Lingual Network 世界文学・語圏横断ネットワーク第17回研究集会 2023年9月18日
怪物を読み解くこと W・ベンヤミンのカフカ解釈に寄せて

小林哲也

独文学会京都支部 2022年度秋季研究発表会 2022年11月12日
W・ベンヤミンがK・クラウスにみた「ユダヤ性」 B・フィアテルの『カール・クラウス』との比較検討を通じて

小林哲也

日本独文学会中国四国支部第68回研究発表会 2019年11月19日
「ヴァルター・ベンヤミン、ドイツとユダヤのあいだで」

小林哲也、柿木伸之

神戸ユダヤ文化研究会2018年度第二回文化講座 2018年9月29日招待有り