共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年4月 - 2013年3月

知識基盤社会を支える統計教育の新展開-小中高と大学・社会を繋ぐ教育システムの研究

文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(B))  基盤研究(B)

課題番号
21300108
担当区分
連携研究者
配分額
(総額)
13,910,000円
(直接経費)
10,700,000円
(間接経費)
3,210,000円
資金種別
競争的資金

本研究は,国内外の統計の普及をひろく専門的に協議する諸学協会との連携の下に,国際標準に準拠した統計教育のガイドラインと付随する教材開発を行い,成果の公開を通して日本における統計教育の質的向上を図ることを目的としている。そのため,本年度は以下の活動を行った。(1)初等中等教育支援のための国際プロジェクト(International CensusAt School : ICAS)の日本サイトの構築を行い,一般運用を開始した。(2)初等中等の理科・数学科におけるデータ活用支援教材として,VTR,音声ナレーション,アニメーション,モデル授業のワークシートを含めたマルチメディア複合教材を開発し,小中高の教師向けに一般公開した。(3)理数系教師指導力向上のための研修会を新学習指導要領に準拠して「資料の活用」,「データの分析」の考え方やモデル授業のあり方をテーマに2日間にわたって開催した。(4)大学・大学院における統計教育の分野別質保証の基準案を作成するための調査研究を行った。一部は,私立大学情報教育協会のHPを介して公開された。また,英国王立統計学会教育質保証部会長Gerald Goodall氏,中国人民大学Yuan Wei副学長,UCLA統計学部副学部長のRobert Gould教授の講演を交えてシンポジウムを行い,教師教育や統計士資格試験など海外における統計教育の質保証の枠組みの調査...

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/p/21300108
ID情報
  • 課題番号 : 21300108