電離空気輸送を用いた$\alpha$線計測技術の開発
日本原子力学会関東・甲越支部第6回若手研究者発表討論会
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- 開催年月日
- 2007年10月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 狛江
- 国・地域
- 日本
核燃料サイクル・バックエンド関連施設で発生したウラン及びTRU廃棄物は既に大量に蓄積されている。人によるサーベイでは対象となる量が膨大であるうえ、狭隘部や露出していない部分などはサーベイできず、測定技術の課題は多い。そのため、本技術開発では、$\alpha$線の電離作用で作り出されたクラスタイオンを、空気流により剥離・輸送し、そのイオン電流を測定することにより$\alpha$放射能量を評価するという新しいコンセプトに基づいて、大型・複雑な形状のウラン及びTRU廃棄物に対して、クリアランスレベル検認に適用可能な微弱な全$\alpha$核種濃度レベルを短時間で測定できる実用的な$\alpha$線計測技術の開発を行った。