2012年4月 - 2015年3月
細胞膜ATP合成酵素を介した新規脂質代謝調節機構の解明と新規抗肥満薬の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
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本研究は、細胞膜F1Fo-ATP合成酵素を介した新規脂質代謝調節機構を解明しこれまでにない新しい抗肥満薬の開発を目指したものである。これまでに、本酵素が細胞外においてATP合成活性を有すること、および合成された細胞外ATPが脂質代謝の調節に関わっていることを明らかにした。さらに、細胞膜非透過性のF1Fo-ATP合成酵素阻害剤(BGL-piceatannol(BGL-P))を創製し、BGL-Pが肥満マウスモデルにおいて内臓脂肪量を有意に減少させることを示した。
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- 課題番号 : 24590081
- 体系的課題番号 : JP24590081