共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

気づきに基づくIoT/CPSサービスビジネスのイノベーション・デザイン手法

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
19K12234
体系的課題番号
JP19K12234
配分額
(総額)
3,900,000円
(直接経費)
3,000,000円
(間接経費)
900,000円

令和3年度は,計画に基づき以下の4つの研究項目を実施した.
研究項目(A)の「CPSイノベーションの分析フレームワークと事例データベース構築」に関しては,合計70事例を分析しデータベースを構築した.また,「イノベーション・デザインによるDX推進研究会」を10回主催し,参加企業のDX事例にフレームワークを適用・洗練化を行った.
研究項目(B)の「CPSイノベーションのシステム設計手法の開発」に関しては,事例データベースを「発想支援・気づき誘発」に活用するサービス設計手法を開発し,国際会議(AHFE2021)で発表するとともに,設計手法の様々なバリエーション(デジタルイノベーション価値設計手法,グリーンビジネス向けサービス価値設計手法)を提案し国内会議で発表した.また,CPSのビジネスエコシステムの戦略を国際会議(TEMSCON-EUR2021)や国内会議で発表した.
研究項目(C)の「CPSイノベーションのシステム運用・検証手法の開発」に関しては,CPSイノベーションのシステムの導入・運用時のステークホルダ間のギャップの分析を進め,国際会議(KICSS2021)で発表し論文誌に投稿した.また,CPSイノベーションのシステム運用・検証時の深化モデルを提案し,国際会議(ITC-CSCC2021)で発表した.また,要素技術であるCPSシステム評価モデルに関しては,国際論文誌(IEICE英文論文誌,Applied Sciences)に掲載された.
研究項目(D)の「イノベーション・デザイン手法の効用メカニズムをモデル化し,評価する理論的枠組みの構築」に関しては,ワークショップによるイノベーション・デザイン手法の評価実験を行い国内会議で発表した.
また,「デジタルイノベーションデザイン手法」に関して,雑誌(証券アナリストジャーナルなど)への寄稿や各種講演会での発表などで積極的にアウトリーチを行った.

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K12234
ID情報
  • 課題番号 : 19K12234
  • 体系的課題番号 : JP19K12234

この研究課題の成果一覧

論文

  11

MISC

  2

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  9

社会貢献活動

  1

メディア報道

  3