MISC

2016年9月

ベリリウムに対する$(d,xn)$反応の理論モデル解析

JAEA-Conf 2016-004
  • 河野 広*
  • ,
  • 渡辺 幸信*
  • ,
  • 中山 梓介
  • ,
  • 岩本 修
  • ,
  • Ye T.*
  • ,
  • 緒方 一介*

開始ページ
165
終了ページ
170
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.11484/jaea-conf-2016-004

重陽子加速器中性子源の工学的設計のためには、中性子コンバータ(Li, Be, C等)や加速器構造材(Fe, Cr, Ni等)に対する重陽子核データが必要不可欠である。それゆえ、これまでに物理モデルに基づいた重陽子核データ評価用の計算コードシステムを開発してきた。本研究では、重陽子入射エネルギー65MeVまでのベリリウムに対する$(d,xn)$反応の解析を行った。厚い標的からの中性子収量(TTNY)は実測データが多くあるため、上記コードシステムで$(d,xn)$の二重微分断面積を計算した後、そこからTTNYを求めて実測値と比較をした。TTNYの計算値は低放出エネルギー領域を除いて実測値を概ね再現した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-conf-2016-004
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5053773
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-conf-2016-004

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