植村 玄輝
ウエムラ ゲンキ (Genki Uemura)
更新日: 09/03
基本情報
- 所属
- 岡山大学 学術研究院社会文化科学学域 准教授
- 学位
-
博士(哲学)(2010年11月 慶應義塾大学)
- 連絡先
- uemuragokayama-u.ac.jp
- 研究者番号
- 40727864
- ORCID iD
- https://orcid.org/0000-0002-5110-5043
- J-GLOBAL ID
- 201101062395801866
- researchmap会員ID
- B000000893
- 外部リンク
フッサールにはじまるとされる古典的現象学に関する哲学史研究と、古典的現象学における議論の蓄積を手掛かりに現代哲学の問題にアプローチする哲学研究(「現代現象学」)を主に行っています。現代現象学に関する仕事が一段落ついた(そしてネタ切れになった)ので、いまは哲学史研究に注力しています。
現在多かれ少なかれ取り組んでいるプロジェクトは以下のものです。
- 国際的な思想運動としての現象学という観点からの、日本における初期現象学受容の研究
- 最初期フッサールの論理学の哲学(秋吉亮太氏との共同研究)
- フッサールにおける超越論的現象学と現象学的観念論の成立
- フッサール倫理学における「技術(Kunst/Technik)」の役割
- フッサールの社会存在論
- ゲルダ・ヴァルターの共同体論と社会倫理学の構想
その他にもいろいろ考えていたり考えてみたかったりする哲学的な問題があるのですが、これらのプロジェクトを進めながらそれ以上のことをやるのはそう簡単ではないというのが現状です。
研究分野
1主要な経歴
24-
2021年4月 - 現在
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2018年10月 - 2021年3月
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2016年9月 - 2018年9月
論文
55-
現代思想 52(13) 168-182 2024年9月
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立命館哲学 35 1-34 2024年3月 招待有り
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20世紀初頭価値哲学の反自然主義:現代価値論の再考のために 19-33 2023年8月
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Phainomenon. Journal of Phenomenological Philosophy 35(1) 25-46 2023年6月11日 査読有り
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プロセス思想 (22) 49-63 2023年3月31日 招待有り
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あらわれを哲学する:存在から政治まで 85-100 2023年3月30日 招待有り
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The Oxford Handbook of Phenomenologies and Organization Studies 555-572 2023年1月26日 招待有り
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Else Voigtländer: Self, Emotion, and Sociality 71-88 2023年1月 招待有り
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危機の時代と田辺哲学:田辺元没後60周年記念論集 206-227 2022年11月 招待有り
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The New Yearbook for Phenomenology and Phenomenological Philosophy 19 69-89 2022年11月 査読有り招待有り
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東アジアにおける哲学の生成と発展:間文化の視点から 228-245 2022年2月 招待有り
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ディルタイ研究 (32) 29-46 2022年 招待有り
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フッサール研究 (18) 45-75 2021年3月
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The Idealism-Realism Debate Among Edmund Husserl’s Early Followers and Critics 283-304 2021年 招待有り
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The Routledge Handbook of Phenomenology of Agency 29-40 2020年10月30日 招待有り
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Frontiers of Philosophy in China 15(3) 352-379 2020年9月 査読有り招待有り
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The Routledge Handbook of Phenomenology of Emotion 63-71 2020年5月12日 招待有り責任著者
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現代思想 48(8) 173-186 2020年5月
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フッサール研究 17 128-152 2020年3月
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フッサール研究 (16) 228-270 2019年3月
MISC
11-
Encyclopedia of the Philosophy of Law and Social Philosophy 1-4 2022年7月 査読有り招待有り筆頭著者
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フィルカル 6(3) 296-304 2021年12月25日
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現代思想 49(15) 135-149 2021年11月
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現代フランス哲学入門 335-335 2020年7月20日 招待有り
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邂逅(岡山大学哲学倫理学会年報) (32) 55-59 2018年3月
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フッサール研究 (13) 118-140 2016年3月
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現象学年報 (第31号) 231-236 2015年11月 招待有り
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現象学年報 27 41-47 2011年11月 招待有り
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三色旗(慶應義塾大学出版会) (764) 14-18 2011年11月 招待有り
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現代思想 (2009年12月臨時増刊号) 254-274 2009年12月
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現代思想 (2009年12月臨時増刊号) 66-88 2009年12月
書籍等出版物
4-
新曜社 2017年8月5日 (ISBN: 4788515326)
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知泉書館 2017年3月17日 (ISBN: 4862852521)
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法政大学出版局 2016年6月27日 (ISBN: 458801045X)
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春秋社 2015年1月21日 (ISBN: 4393323491)
講演・口頭発表等
79-
男女共同参画ワークショップ「哲学史研究・教育にジェンダーの視点をいかにとりいれるか」,日本哲学会第83回大会 2024年5月19日 日本哲学会
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Colloque international de phénoménologie « La phénoménologie et “l’oubli” du Japon. Rôle et signification du “Japon” dans la phénoménologie au XXIe siècle » 2024年3月25日 招待有り
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Motivation and Time 2024年1月12日 the Department of Classics and Philosophy, University of Cyprus. 招待有り
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Phenomenology Imagination, Intuition and Modality 2023年9月15日 Università degli studi di Padova 招待有り
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Husserl's Ethics in Context. Kaizo Articles Centenary Conference II 2023年9月12日 Husserl Archives, KU Leuven 招待有り
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Husserl's Ethics and Social Philosophy in Context. The Kaizo Articles Centenary Conference 2023年5月4日 Okayama University
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Alternative Approaches to Phenomenology and Metaphysics 2023年2月24日 招待有り
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Husserl on Community 2021年10月15日 Center for Subjectivity Research, University of Copenhagen 招待有り
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日本ホワイトヘッド協会シンポジウム「実在論をディグる——20世紀初頭の英米および大陸哲学を中心に」 2021年10月10日 日本ホワイトヘッド協会 招待有り
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松田毅『虹と夢の存在論』合評会 2021年9月24日 招待有り
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田辺元没後六十周年記念シンポジウム 2021年9月5日 田辺元記念哲学会・求真会 招待有り
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瀬戸内哲学研究会連続セミナー「フッサールの倫理学と社会哲学」 2021年6月26日 瀬戸内哲学研究会、岡山大学文学部、岡山大学文明動態学研究所
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日本哲学会第80回大会 2021年5月16日 日本哲学会
-
2020年度日本ディルタイ協会大会「ディルタイ、フッサール、ハイデガー」 2020年12月5日 招待有り
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東アジアにおける哲学の生成と発展:間文化の視点から 2020年8月28日 招待有り
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フッサール研究会特別企画「フッサールの新資料を読む(9):『現象学の限界諸問題』 2019年11月22日
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Absorption in Schizophrenia, Music and Mystical Experience 2019年10月21日 招待有り
-
The Fourth Conference of the East Asian Network for Phenomenology 2019年7月14日 招待有り
-
A Workshop with Jocelyn Benoist 2019年7月1日 招待有り
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The 17th Annual Meeting of the Nordic Society for Phenomenology 2019年4月25日
担当経験のある科目(授業)
7所属学協会
3-
2017年 - 現在
-
2006年 - 現在
主要な共同研究・競争的資金等の研究課題
13-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2024年4月 - 2028年3月
-
日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤B 2020年 - 2024年3月
-
日本学術振興会 科学研究費(若手) 2018年4月 - 2021年3月
学歴
3-
2006年4月 - 2010年3月
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2004年4月 - 2006年3月
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2000年4月 - 2004年3月
委員歴
3-
2018年11月 - 現在
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2020年 - 2023年12月
-
2017年4月 - 2023年3月