講演・口頭発表等

長期使用大型ナトリウム機器の解体技術,3; 空気プラズマ切断時におけるナトリウム付着機器の燃焼抑制効果

日本原子力学会2017年秋の大会
  • 早川 雅人
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  • 鈴木 重哲*
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  • 下山 一仁
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  • 梅田 良太
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  • 吉田 英一
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  • 宮越 博幸

開催年月日
2017年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
札幌
国・地域
日本

大型ナトリウムタンクを安全に解体するためには、内部に残留するナトリウムを可能な限り低減させること及び内部のナトリウムの燃焼を抑制させることが有効である。抜取り配管が設置されていないタンクにおいては、新たに挿入する特殊ノズルによりナトリウムを抜取り、大幅に低減することが可能となった。また、厚肉タンクの切断に有効な空気プラズマ法は、切断時に高温の溶断スラグが発生するため、これを広範囲に分散させるよう切断場所と時間を管理した。タンク内に拡散されたスラグはナトリウム面に堆積され、湿分や空気を遮断し、燃焼抑制効果が確認された。本報は、長期間使用してきた大型ナトリウムタンクの解体作業を通して、これらの技術を確認した結果について報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5060192