2007年 - 2009年
コンヴァンシオンからみた有機・減農薬農業の地域的展開-北部イタリアを事例として-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
イタリアの農業は、危機的状況に陥っている。厳しい環境下において農場を維持するために、生産コストの圧縮や農産物の付加価値向上、農外部門への進出などが図られている。イタリア中北部においては、アグリツーリズモや農場レストランと、農産物加工・販売とを組み合わせる事例が多くみられる。そのために必要なコンヴァンシオンを獲得するための手段として、地理的表示システムの活用や有機・減農薬農業への参入が相次いでいる。
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- 課題番号 : 19700671
- 体系的課題番号 : JP19700671