2006年4月 - 2012年3月
社会・生態システムの脆弱性とレジリアンス
総合地球環境学研究所 プロジェクト研究
- 担当区分
- 研究代表者
- 資金種別
- 競争的資金
貧困と環境破壊の悪循環は森林破壊,砂漠化などの「地球環境問題」の主要な原因である。そのもっとも顕著な例が,世界の貧困人口の大部分が集中するサブサハラ・アフリカや南アジアの半乾燥熱帯であろう。そこでは,天水農業に依存する人々の生活は環境変動に対して脆弱であり,植生や土壌などの環境資源は人間活動に対して脆弱である。この「地球環境問題」を解決するためには,人間社会および生態系が環境変動の影響から速やかに復元すること(レジリアンス)が鍵となる。そこで,本プロジェクトでは社会と生態を一つのシステムとしてとらえ,そのレジリアンスについて半乾燥熱帯を対象に実証的な研究を行う。
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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2021 KU-NTU Bilateral Symposium On Agri-Environmetal Policies in Developed and Developing Countries, Graduate School of Agriculture, Kyoto University and College of Bioresources and Agriculture, National Taiwan University 2022年9月15日 招待有り