基本情報

所属
京都精華大学 講師

研究者番号
20868608
J-GLOBAL ID
202401017503619321
researchmap会員ID
R000063462

Works(作品等)

  2

学術貢献活動

  3

その他

  7
  • 2021年7月
    【教育方法の実践例(教育内容・方法の工夫など)】 <概要> 2021年度前期は下記の計8コマの授業を担当している。・「自由制作S」(月曜3コマ):学生にスケジュール管理を徹底させながら、卒業制作を指導する。出版社の担当編集がついている学生も複数名在籍しているため、担当編集とのコミュニケーションの練習となるよう意識して個人指導を行なっている。毎週Zoomでの遠隔授業を並行して行う。・「制作実習1S」(火曜3コマ)具本媛先生、ユースギョン先生との共同担当。二年生の画力向上を目的とした授業で、一年生の基礎的な授業内容を発展させ、キャラクターデザインやオノマトペ研究など、「漫画作品に活用する」ことを目的とした作画に関してのレクチャーを行う。課題はフィードバックとリテイクを重視し、自分の作品の優れている点・不足している点を学生本人に認識させ、着実なステップアップにつなげた。毎週Zoomでの遠隔授業を並行して行う。・「マンガ基礎実習2S」(水曜2コマ)由紀円香先生、松井仁美先生との共同担当。一年生の画力向上を目的とした授業で、小さな課題を毎週積み重ね、人体の描き方やパースに関してなど、作画の基礎的な内容の習熟を目指す。画力が不足している学生と既にある程度描き慣れている学生の両方がいるため、課題制作中にも個人指導を行い、学生個人のレベルに応じたサポートを行う。毎週Zoomでの遠隔授業を並行して行う。
  • 2021年7月
    【作成した教科書、教材、参考書など】 <概要> ■自由制作S・サイレントマンガを描くセリフを使わないマンガの実例を紹介し、構図とコマ割りのみでストーリーを伝える表現方法を解説。学生同士のブレインストーミングで一つのお題からアイデアを出し合い、ネームを製作させた。合評とブラッシュアップの指示を行う。・卒業制作進捗確認表学生一人ずつに卒業制作の進捗を記入するスケジュール管理表を作成。スケジュールのみでなく、ログラインやコンセプトを記入させ、作品のベースとなる思考を言語化する訓練を行う。■制作実習1S・人体クロッキーからマンガ絵を描く教室で学生同士でモデルになり、クロッキーを行う。人体クロッキーを二次元のマンガ絵に落とし込むことについて解説。■マンガ基礎実習2S・ネーム課題[サイレントマンガ ]セリフを使わないマンガの実例を紹介し、構図とコマ割りのみでストーリーを伝える表現方法を解説。シナリオと舞台設定を提示し、ネームを制作させた。・手を描こう自作の図と参考書籍とを引用しながら、手の描き方について解説。手を描くための資料収集の方法について解説。・服のシワの描き方自作の図と参考書籍
  • 2020年4月
    【その他(職務活動上特記すべき事項)】 <概要> ・2020年度前期から嵯峨美術短期大学マンガ分野で月1回非常勤講師として勤務。一回生を対象に、作画技法についての授業を行う。・2019年より出町柳の漫画ファンをメイン客層とした飲食店「漫画BAR」に勤務し、読者(=消費者)目線の現在の漫画のありようについてリサーチした。同店舗にて、来客の持ち込んだ漫画を添削するイベント主催も担当した。
  • 2020年4月
    【教育方法の実践例(教育内容・方法の工夫など)】 <概要> 2020年度前期は下記の計8コマの授業を担当している。・「表現技法1S」(月曜2コマ):具本媛先生との共同担当で、11名のゼミ生へ向けて毎週Zoomでの遠隔授業を開催。自身の連載経験から、「多量のアイデアを生み出すこと」「アイデアを言語化し、伝えること」の2点を重視し、毎週異なる発想法のレクチャーから作品の骨子を作り出す練習や、プレゼンテーションやグループディスカッションを交えた授業を行う。出版社の担当編集がついている学生も複数名在籍しているため、担当編集とのコミュニケーションの練習となるよう意識して個人指導を行なっている。・「絵画技法1S」(火曜3コマ):一年生の画力向上を目的とした授業で、毎週Zoomでの遠隔授業を開催。小さな課題を毎週積み重ね、人体の描き方やパースに関してなど、作画の基礎的な内容の習熟を目指す。画力が不足している学生と既にある程度描き慣れている学生の両方がいるため、課題制作中にも個人指導を行い、学生個人のレベルに応じたサポートを行う。・「制作実習1S」(水曜3コマ):二年生の画力向上を目的とした授業で、毎週Zoomでの遠隔授業を開催。一年生の基礎的な授業内容を発展させ、キャラクターデザインやオノマトペ研究など、「漫画作品に活用する」ことを目的とした作画に関してのレクチャーを行う。課題はフィードバックとリテイクを重視し、自分の作品の優れている点・不足している点を学生本人に認識させ、着実なステップアップにつなげた。
  • 2020年4月
    【作成した教科書、教材、参考書など】 <概要> ■表現技法1S・推し作品プレゼン自分の好きな作品について5分~10分程度のプレゼンテーションを行う課題についての解説、作例スライド。作品鑑賞の方法、魅力を言語化することについての解説。・ログラインについて作品のあらすじを1行で表す「ログライン」について。ログラインに工夫を加え、作話する方法について解説。・やってみよう三題噺落語の三題噺をモチーフに、偶然性から作話することについての解説。グループディスカッションのポイントを解説。・最後まで読んでもらえる冒頭とは。ネーム制作のためのレクチャ。魅力的な冒頭にするには。導入の省略についての解説。・明暗を意識するネーム制作のためのレクチャ。西洋絵画などを例に、コマや作品の中で陰影を構成することについての解説。・読者が嬉しい絵づくり作画からキャラクター性を伝えることに関しての解説。■制作実習1S・オノマトペ・書き文字について学生作品を見ていると効果音が使われていないことが多い。参考作品を引用しながら、情景をより伝えるための書き文字について解説。・時間管理のススメスケジュール管理についての解説。・人体クロッキーから漫画絵を描く三次元の人体クロッキーを二次元の漫画絵に落とし込むことについて解説。クロッキー課題と合わせて行った。・アシスタント課題リテイクについてトーンを貼る課題での注意点、リテイク内容についての解説。・キャラクターデザインについて参考作品を引用しながら、キャラクター性が伝わるデザインについて解説。・キャラクターデザイン-ブラッシュアップについてフィードバック後、何に着目してブラッシュアップすればいいかの解説。・単行本表紙を描く漫画単行本を想定してカラーイラストを描く課題。目を引く表紙の条件などを解説。■絵画技法1S・手を描こう参考書籍を引用しながら、手の描き方について解説。手を描くための資料収集の方法について解説。
  • 2019年9月
    【教育方法の実践例(教育内容・方法の工夫など)】 <概要> 2019年後期は計8コマの授業を担当した。・「卒業制作実習G」(月曜2コマ):四回生のゼミをカメントツ先生と共同担当。卒業制作の進行のチェックを行う。卒業制作展では会場装飾を学生と共に考案。漫画作品は原稿用紙の展示だけでは作品サイズが小さく、来客へ強い印象を残すのが難しいことを学生に認識させ、美術館での漫画の展示を参考に、作品を直接する以外の展示・装飾方法について模索させた。・「脚本実習2S」(火曜3コマ)、「ネームドリル実習2S」(水曜3コマ):これまでの卒業生の卒業制作を参考に、在校生にも共通する苦手な部分はないかを考えてレクチャーを行う。セリフの写植・改行を苦手とする留学生が多いことから、卒業生の作品を引用し、実際に写植しなおした作例を提示して学生の視覚的な理解を助けた。
  • 2019年9月
    【作成した教科書、教材、参考書など】 <概要> ・構図の持つ意味についての講義用スライドエスタブリッシングショット、ハイアングルショット、ローアングルショット、アップショット、ロングショットの解説。画面の右と左に存在する意味合いについての解説。・写植、改行についての講義用スライドツールプロパティなどCLIP STUDIOの設定に関することの解説。フォント選択による視覚効果の解説。特に改行に苦手意識のある留学生に向けて、フキダシ内の適切な改行位置についての解説。・調べ物についての資料作成冬春休み用の課題として、「描いたことがないジャンルの漫画制作と、漫画制作のために調べたことについてのレポート」を出題。例として、自身が連載中に行った資料集めについて解説。