2014年4月 - 2017年3月
アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明の歴史生態人類学的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
牧畜パワーを人類文明推進の原動力だとみる観点から、牧畜文化に支えられたアフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明の歴史生態人類学研究を進めた。近代以前の主要エネルギーであった牧畜パワーは、移動・運搬手段として長距離交易(シルク・ロード、サハラ交易など)とともに都市文化形成を可能にし、政治・軍事手段としては巨大帝国の形成に寄与した。オアシスや河川による灌漑文化はこの乾燥地文明の網の目を構成した。世界宗教発展もこれに対応した。
しかし近代に到来した西洋中心の植民地主義が海洋中心の新世界秩序を構築すると、内陸乾燥地文明はその勢力を失った。その衰亡の過程とともに、乾燥地における文明展開を様々な角度から解明した。
しかし近代に到来した西洋中心の植民地主義が海洋中心の新世界秩序を構築すると、内陸乾燥地文明はその勢力を失った。その衰亡の過程とともに、乾燥地における文明展開を様々な角度から解明した。
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- 課題番号 : 26257003
- 体系的課題番号 : JP26257003
この研究課題の成果一覧
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書籍等出版物
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Соёмбо Принтинг 2018年 (ISBN: 9789997898180)
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名古屋大学大学院文学研究科比較人文学研究室 2014年
講演・口頭発表等
2-
アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明の歴史生態人類学的研究 第6回シンポジウム 2016年12月10日