2020年4月 - 2023年3月
エラスチン架橋部位の構造決定とCOPDの新バイオマーカーの発見
科学研究費補助金 国際共同研究強化(A) 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
- 課題番号
- 19KK0420
- 体系的課題番号
- JP19KK0420
- 配分額
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- (総額)
- 15,210,000円
- (直接経費)
- 11,700,000円
- (間接経費)
- 3,510,000円
- 資金種別
- 競争的資金
弾性線維エラスチンは、786アミノ酸残基のトロポエラスチン単量体の間の複雑な架橋による多量体であるが、エラスチンの弾性・伸縮性に寄与するアミノ酸desmosine類を中心とした架橋部位の周辺構造は未解明である。本研究では、基課題における有機合成化学を基盤として調製できる環状ペプチド型desmosine類を用いることとする。そして、海外共同研究先に設置のLC-MS/MSを利用して、合成した環状desmosineペプチド、天然のエラスチンを酵素分解処理した試料、さらにはエラスチンの分解をともなう慢性閉塞性肺疾患(COPD)由来の試料について、フラグメンテーションや保持時間を詳細に解析することにより、desmosineを含む架橋構造の同定・解析を推進する。
当該年度は、これまでに基課題で達成している環状ペプチド型desmosineの他の構造をもつ環状ペプチドの化学合成を、応募者の研究グループにおいて検討した。
当該年度は、これまでに基課題で達成している環状ペプチド型desmosineの他の構造をもつ環状ペプチドの化学合成を、応募者の研究グループにおいて検討した。
- ID情報
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- 課題番号 : 19KK0420
- 体系的課題番号 : JP19KK0420