基本情報

学位
理学士(横浜市立大学)
理学修士(東京工業大学)
短期大学士(能率)(自由が丘産能短期大学)
学士(人間学)(武蔵野大学)

連絡先
ohkitanyahoo.co.jp
通称等の別名
オオキタ ノリアキ
J-GLOBAL ID
201401031289952439
researchmap会員ID
B000235248

外部リンク

プロフィール

横浜市鶴見区生まれ。近年は物語構造論(特にキアスムス論)・述語的論理・心性継承論に関心を持っている。

キアスムス論は聖書研究の分野では比較的認知されている。また、この構造論には、統辞的(syntagmatic)・系列的(paradigmatic)双方を統合するという興味深い特徴がある。だが、日本における認知度は、プロップの形態論やレヴィ=ストロースの構造論に比べるとかなり低い。

実はキアスムス論の裾野は広い。いろいろな分野において、異なる名称で個別的に研究されている。しかし、それらはあくまでも個々別々であり紛然としている。

以上を鑑み、筆者は、キアスムス論の体系化および、種々のテキストに対するキアスムスの観点からの分析と解釈を試みている。

 

〔研究テーマ〕
・キアスムス論
・心性継承プロセス
・迷信と迷信打破
・家庭教育・宗教教育
・述語論理
・武道と宗教


〔調査対象〕
・聖書テキスト(宗教テキストを含む)
・アイヌ口承テキスト
・アニメーション映画
・漫画
・ナラティブ
・言い伝え

 

〔トピック・カルト問題〕

…今般の<カルト><反カルト>問題にかんする筆者なりの見解です。

[研究ノート]

・「カルトという蔑称と反カルトに内在するカルト性—―定義なき言説と対立の諸相

[ブログ記事]

迷信打破に基づく邪教排除と反カルト運動の構成論理:中村古峡の言説から

・「加藤咄堂の反宗教運動批判

・「反宗教闘争と政教分離

・「日本の反宗教主義


当reseachmapページへの登載基準

論文…「査読付き」の論文・研究ノート等および学位論文
MISC…「査読なし」の論文・報告書等


ブログ記事

ブログ記事は、あくまでも筆者個人の見解を述べたものである。

キアスムスのページ

聖書にみとめられる修辞技法にはキアスムス(交差対句法)やパラレリズム(並行法)などがある。本ページではキアスムスに注目してみたい。一般的にはキアスムスやパラレリズムは聖書のテキスト分析で主に使用される用語であるが、本ページでは、この用語の使用を当該分野に限定しないことにする。なお、本欄は本ページの目次である。

  1. キアスムスとは
  2. キアスムスの構造的特徴
  3. キアスムス研究の広がり
  4. キアスムスと状況対応型リーダーシップ理論
  5. キアスムスの規模
  6. テキストをまたぐキアスムス
  7. 方法論上の課題
  8. 時制をつなぐキアスムス
  9. キアスムスと裏返し構造➀
  10. キアスムスと裏返し構造➁
  11. キアスムスと裏返し構造③
  12. キアスムスと裏返し構造④
  13. キアスムスと君が代(『霊界物語』より)
  14. キアスムスと出口王仁三郎➀
  15. キアスムスと出口王仁三郎➁
  16. 聖書外郭のキアスムス➀
  17. 聖書外郭のキアスムス➁
  18. 聖書外郭のキアスムス③
  19. 要素対が多いキアスムス➀
  20. 要素対が多いキアスムス➁
  21. 要素対が多いキアスムス③
  22. キアスムスの2種類のパターン
  23. 形態学とキアスムス
  24. キアスムスの核の意味
  25. キアスムスの核の機能

『アイヌ神謡集』のキアスムス

『アイヌ神謡集』は、知里幸惠が著述した書籍である。この書籍にはアイヌの口承文芸の一種であるカムイユカラ(神謡)が合計13篇収納されている。本ページでは、この13篇のカムイユカラに埋伏されたキアスムスおよび、当該書籍の知里による「序」のキアスムスを示す。

 

梟の神の自ら歌った謡「銀の滴降る降るまわりに」
狐が自ら歌った謡「トワトワト」
狐が自ら歌った謡「ハイクンテレケ ハイコシテムトリ」
兎が自ら歌った謡「サンパヤ テレケ」
谷地の魔神が自ら歌った謡「ハリツ クンナ」
小狼の神が自ら歌った謡「ホテナオ」
梟の神が自ら歌った謡「コンクワ」
海の神が自ら歌った謡「アトイカ トマトマキ クントテアシ フム フム!」
蛙が自らを歌った謡「トーロロ ハンロク ハンロク!」
小オキキリムイが自ら歌った謡「クツニサ クトンクトン」
小オキキリムイが自ら歌った謡「この砂赤い赤い」
獺が自ら歌った謡「カッパ レウレウ カッパ」
沼貝が自ら歌った謡「トヌペカ ランラン」


論文

  18

MISC

  116

講演・口頭発表等

  3

書籍等出版物

  3

産業財産権

  1

学術貢献活動

  1

メディア報道

  3