講演・口頭発表等

2017年5月27日

〈差異の政治〉と一九九〇年代(担当:笙野頼子「なにもしてない」論 ―― 〈中途半端〉の帰趨――)

日本近代文学会春季大会
  • 倉田容子
  • ,
  • 富塚昌輝
  • ,
  • 服部訓和
  • ,
  • 山根龍一
  • ,
  • 黒岩裕市(ディスカッサント)

記述言語
日本語
会議種別
シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
主催者
日本近代文学会
開催地
東京

発表テーマに即して、〈差異の政治〉(あるいはアイデンティティ・ポリティクス)が日本社会でひとつの山場を迎えた一九九〇年代において、笙野頼子「なにもしてない」という小説作品が、いかにしてその〈政治〉の可能性をひらくものであったのかを検討した。のちに、「笙野頼子「なにもしてない」論――〈中途半端〉の力学」として論文化した。(ほかの発表者:倉田容子(駒沢大学)、富塚昌輝(徳島大学)、服部訓和(日本大学)、山根龍一(日本大学)、黒岩裕市(フェリス女学院大学ほか)。