MISC

2013年6月

LOF型過渡事象における高速炉燃料ピン挙動解析

JAEA-Technology 2013-011
  • 水野 朋保
  • ,
  • 小山 真一
  • ,
  • 皆藤 威二
  • ,
  • 上羽 智之
  • ,
  • 田中 健哉

開始ページ
10
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2013-011

燃料中心温度や被覆管最高温度のように、過渡事象時の高速炉燃料ピンの健全性に影響する因子を評価するため、燃料解析コード"CEDAR"による照射挙動評価を実施した。冷却材喪失型(LOF)の過渡事象時における燃料ピンの温度履歴を、炉心過渡計算コード"HIPRAC"に導入した2通りのギャップコンダクタンスモデル(Ross\&Stoute型のギャップコンダクスタンスモデル及び一定のギャップコンダクタンスモデル)に基づき計算した。被覆管最高温度と被覆管周辺の冷却材温度は、Ross\&Stouteモデルではギャップコンダクタンスの時間変化を考慮することにより、一定のモデルを用いる場合よりも低く計算された。これより、一定のギャップコンダクタンスモデルによる炉心過渡計算では、現実的なRoss\&Stouteモデルを用いる場合よりも、被覆管と冷却材温度の評価結果は保守的になることが示された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2013-011
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5040054
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2013-011

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