2011年
不飽和土の非排水・非排気条件下のせん断挙動に及ぼす温度上昇の影響:溶存ガスの溶解度を考慮した実験
理論応用力学講演会 講演論文集
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 60
- 号
- 0
- 開始ページ
- 47
- 終了ページ
- 47
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
- DOI
- 10.11345/japannctam.60.0.47.0
不飽和砂質土の単調および繰返しせん断強度は有効拘束応力と飽和度に依存する。本文では、非排気・非排水条件下での温度変化が不飽和土のせん断挙動に及ぼす影響を実験的に研究した。加えて、間隙水に溶存している気体の溶解度の影響を検討するため、間隙気体としては空気と二酸化炭素を使用した。二酸化炭素の水への溶解度は空気に比較して、温度依存性が大きいため、初期の有効応力状態だけでなくせん断中の有効応力状態の変化をもたらす。実験結果から、温度上昇を受ける供試体は温度上昇を受けないものより、また二酸化炭素が間隙にある供試体は空気のものよりも弱いせん断強度を示した。この実験結果を、理論的な側面から考察した。
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.11345/japannctam.60.0.47.0
- CiNii Articles ID : 130004604852