2006年1月
飽和砂地盤の液状化発生から液状化後の沈下に至る挙動の統一的予測
理論応用力学講演会講演論文集
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 55th
- 号
- 0
- 開始ページ
- 161
- 終了ページ
- 162
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
- DOI
- 10.11345/japannctam.55.0.66.0
地盤の液状化による沈下は建物やライフラインに多大な被害を与えてきた.これまで,室内試験結果に基づいた簡易的な沈下予測手法が提案されている.しかしながら,既往の手法では液状化の発生からその後の過剰間隙水圧消散に伴う沈下を統一的に予測することは困難である.本研究では,室内試験結果をもとに最小有効応力の概念を用いた液状化後の体積ひずみ予測手法を提案する.また,この手法を既往の繰返し弾塑性モデルに組み込み,飽和砂地盤の動的遠心模型実験のシミュレーションを行う.この結果,提案した手法は飽和砂地盤の液状化の発生から液状化後の沈下に至る過程を定量的に再現できた.
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.11345/japannctam.55.0.66.0
- J-Global ID : 200902220776032095
- CiNii Articles ID : 130005020551