放射性物質の移動挙動評価に係る森林における長期モニタリング,2
日本地質学会第121年学術大会(鹿児島大会)
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- 開催年月日
- 2014年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 鹿児島
- 国・地域
- 日本
福島長期環境動態研究(F-TRACE Project)の一環として、福島県内の山地森林において、樹幹流や表面流とそれに伴って移動する土砂等の長期モニタリングを実施している。2013年度に実施したモニタリングの結果、樹幹流から、数から数十Bq/L程度の放射性セシウムが検出された。また、地表面を移動する水および土砂(固相)については、固相の放射性セシウム濃度は、表面流の濃度より1から2桁高い傾向にあり、固相中の泥質のフラクション(粘土$\sim$シルトサイズ)の濃度が高いことが明らかとなった。