MISC

2011年11月

査察機器リモートモニタリング化における無線LAN技術の適用

核物質管理学会(INMM)日本支部第32回年次大会論文集(インターネット)
  • 石山 港一
  • ,
  • 木村 隆志
  • ,
  • 三浦 靖
  • ,
  • 山口 勝弘*
  • ,
  • 株木 俊英*

開始ページ
8
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別

東海再処理工場(TRP)における統合保障措置体制下の査察をサポートするため、IAEAはリモートモニタリング(RM)機能をTRPの使用済燃料貯蔵区域に設置されている査察機器(監視カメラ及びNDA装置)に利用することを提案した。TRPの使用済燃料貯蔵区域はデータ伝送のための既設のケーブルがなかったため、電話線設置と比較して低予算で設置することが可能な無線LANオプションが選択された。無線LANを用いたRMを導入するため、無線LAN機器(AP:アクセスポイント)及び外部アンテナを用いた通信、特に長期間連続通信に関しての可能性調査と通信試験がTRPによって実施された。その結果、無線LANは長期間通信するために十分な能力を有していることがわかり、その結果としてIAEAはそれぞれの査察機器にAP及び外部アンテナを設置し、RMに無線LAN技術が適用された。ここでは各試験の概要及びその結果について述べる。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5033219

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