2009年7月
科学技術計算のためのGPU利用方法調査
JAEA-Testing 2009-001
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- 開始ページ
- 32
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
- DOI
- 10.11484/jaea-testing-2009-001
近年、GPU(Graphic Processing Unit)を科学技術計算に用いる事例が増えている。GPUはCPU(Central Processing Units)と比べて、高い浮動小数点演算性能とメモリバンド幅を有していると言われている。そこで、開発環境CUDA(Compute Unified Device Architecture)を用いて、GPUによる科学技術計算の有用性を調査した。調査の結果、原子力研究でも用いられる行列,FFT(Fast Fourier Transform),流体力学等の計算で利用価値が高いことがわかった。一方、高性能な性能を引き出すためには高度なプログラミング技術が必要であり、また、科学技術計算に必要な倍精度演算性能やメモリ誤りの検出等の機能が不十分であることがわかった。
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- DOI : 10.11484/jaea-testing-2009-001