1990年1月
椅坐位における側方傾斜刺激に対する頸部・体幹・四肢の筋活動 : 筋電図学的分析
理学療法学
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- 巻
- 17
- 号
- 1
- 開始ページ
- 27
- 終了ページ
- 30
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 公益社団法人日本理学療法士協会
中枢神経疾患に見られる姿勢運動パターンを正しく理解し, より効果的な治療を行なう指標にするため, 健常人9名, 平均年齢23.6歳を対象に椅坐位にて側方傾斜刺激を加え頚部・体幹・四肢の筋活動を表面筋電図によって分析した。測定は椅坐位にて坐面の右側を下降させて行ない, その刺激は角速度2.2゜/sec, 角度を0〜300の範囲とした。結果は以下の通りである。1, 傾斜上位側の頚部・体幹筋群に筋放電の増加を認めたが, 両側の上下肢筋群では特に筋放電を認めなかった。2. 傾斜下位側の体幹筋群は. 被験者に安静を保たせている時より自発的な持続放電を認めた。これらより, 姿勢を保持する上で頚部筋・体幹筋の活動が重要であることが示唆された。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003995119
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10146032
- ID情報
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- ISSN : 0289-3770
- CiNii Articles ID : 110003995119
- CiNii Books ID : AN10146032