2021年3月
J-PARC用高周波駆動型負水素イオン源の状況
JPS Conference Proceedings (Internet)
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 33
- 号
- 開始ページ
- 011008\_1
- 終了ページ
- 011008\_7
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.7566/JPSCP.33.011008
J-PARCリニアックのビーム電流を増強するために、2014年9月よりセシウム添加型高周波駆動負水素イオン源の使用を開始した。本イオン源は主に、ステンレス製のプラズマ生成室、ビーム引出系及び真空差動排気用1500L/sターボ分子ポンプ設置用の大型真空容器で構成される。本イオン源はビーム電流33mAでビーム利用運転を開始し、その後徐々にビーム電流及び連続運転時間を増やしていった。2018年7月に、ビーム電流47mA,パルス幅300$\mu$s,パルス繰り返し率25Hzの運転条件で約2,200時間の連続運転を達成した。2018年10月からイオン源は、ビーム電流を定格値である約60mAに上げて加速器にビームを供給している。
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.7566/JPSCP.33.011008
- ISSN : 2435-3892