MISC

2019年7月

TEF-T統括制御システムプロトタイプ機の開発

日本原子力研究開発機構JAEA-Technology(Web)
  • 酒井健二
  • ,
  • 大林寛生
  • ,
  • 斎藤滋
  • ,
  • 佐々敏信
  • ,
  • 菅原隆徳
  • ,
  • 渡邊聡彦

2019-009
開始ページ
18
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2019-009

大強度陽子加速器施設(J-PARC)では、加速器駆動システム(ADS)による 核変換技術に関する基礎的な研究を行う核変換実験施設(TEF)の建設を計画している。その中のADSターゲット試験施設(TEF-T)では、鉛・ビスマス共晶(LBE)ターゲットに陽子ビームを照射することで、ADS独自の構成要素に関するシステム技術を研究開発する。TEF-Tでは、施設全体の安全かつ円滑な運転を実現するために全体制御システム(GCS)を構築する。GCSは、その役割に応じて、ネットワーク系(LAN), 統括制御系(ICS), インターロック系(ILS), タイミング配信系(TDS)など幾つかのサブシステムで構成される。特にICSは施設全体の包括的な運転制御から運転データの収集・蓄積・配信までGCSの中心的な役割を担う。我々はICSのプロトタイプ機を開発して、通信速度・容量、運転操作性・安定動作などの性能を具体的に評価し、ICSの実機設計に反映させることにした。本報ではICSプロトタイプ機の製作と、そのLBEターゲット技術開発装置への応用について報告する。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2019-009
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201902229400155195
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5064831
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2019-009
  • J-Global ID : 201902229400155195

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