MISC

2008年1月

地質環境の長期安定性に関する研究 年度計画書(平成19年度)

JAEA-Review 2007-045
  • 中司 昇
  • ,
  • 野原 壯
  • ,
  • 梅田 浩司
  • ,
  • 笹尾 英嗣
  • ,
  • 安江 健一

開始ページ
19
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-review-2007-045

我が国は変動帯に位置しており、安定大陸にある欧米諸国に比べて、地震や火山活動等が活発である。地質環境の長期安定性に関する研究においては、地層処分の場としての地質環境に重要な変化をもたらす可能性のある天然現象に着目して、それらの特徴を明らかにするとともに、それらが地質環境に及ぼす影響を解明するための調査技術・評価手法にかかわる研究開発を進めている。平成19年度においては、以下の項目について調査・研究を行う。活断層・地震活動については、活断層の活動履歴と分布(移動,伸張,変形帯の発達過程)の調査に関する事例研究を実施する。火山活動については、第四紀の火山・地熱活動(特に低温領域の熱履歴)や地下深部のマグマ・高温流体等の基礎的な探査技術の適用性を検討する。隆起・侵食/気候・海水準変動については、古地形・古環境を復元する調査技術や地形変化をシミュレートする技術の開発を行う。また、これらの研究に必要なデータ取得を行うための分析技術開発の整備を行う。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-review-2007-045
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5010399
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-review-2007-045

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