論文

査読有り
2019年7月

高レイノルズ数円管乱流における乱流強度分布

Proceedings of 11th International Symposium on Turbulence and Shear Flow Phenomena (TSFP-11) (Internet)
  • 和田 裕貴
  • ,
  • 古市 紀之*
  • ,
  • 草野 英祐*
  • ,
  • 辻 義之*

開始ページ
6
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別

高レイノルズ数壁乱流における外層の乱流強度分布は対数関係を示すことが知られている。また、円管を除く境界層・チャネル乱流では内層の乱流強度のピーク値がレイノルズ数に依存して増加することが報告されているが、円管におけるそれらの傾向については実験データが乏しいことから未だに明らかになっていない。本発表では、高レイノルズ数円管乱流においてLDVにより取得した乱流強度分布をLDVの計測体積による空間分解能の影響を補正した結果を用い、内層の乱流強度のピーク値のレイノルズ数依存性について検討した結果を報告する。また、外層の対数関係についても先行研究結果との比較を行った結果を報告する。

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