共同研究・競争的資金等の研究課題

2011年 - 2013年

言語コーパスを用いた「確率的規則からの逸脱予測システム」の構築

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
23720201
体系的課題番号
JP23720201
配分額
(総額)
2,730,000円
(直接経費)
2,100,000円
(間接経費)
630,000円

連言錯誤と呼ばれる確率判断のバイアスに対して提案されたベイズ的確証度判断に基づく説明を言語統計的データを用いて検討した.言語統計データから算出した確証度指標を,先行研究の実験結果に当てはめ,中心的な確証度指標が実験結果に高い当てはまりを示すことを明らかにした.この知見は,実験参加者は連言の確証度を評価している可能性を示唆すると共に,言語統計的データが確率判断のバイアスを説明する上で重要な役割を果たしうる可能性を示すものといえる.

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-23720201/23720201seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23720201
ID情報
  • 課題番号 : 23720201
  • 体系的課題番号 : JP23720201