共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

小規模化する世帯の貯蓄行動:予備的貯蓄と戦略的遺産動機

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
16K03730
体系的課題番号
JP16K03730
配分額
(総額)
1,560,000円
(直接経費)
1,200,000円
(間接経費)
360,000円

本研究では小規模化する世帯構造に対して個人がどのように対処しようとしているのかを貯蓄と介護の観点から分析した。
第1に、予備的貯蓄に関連し、国民年金の未納・未加入を金融選択の一種であると捉え、社会とのつながりが国民年金の未納・未加入に影響を与えるかどうかに焦点を当てて分析をし、社会とのつながりが強いほど、国民年金への加入や納付が促されるかどうかを検証した。
第2に、家族介護の負担が介護者に身体的・精神的に悪影響を与えているのではないかという仮説を検証した。家族介護の負担が、主要な家族介護の担い手である妻の健康に悪影響を与えていることがわかった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K03730/16K03730seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K03730
ID情報
  • 課題番号 : 16K03730
  • 体系的課題番号 : JP16K03730