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2018年9月

ナトリウム炉機器のLBB評価に用いる貫通時き裂長さ評価法の改良

日本機械学会2018年度年次大会講演論文集(DVD-ROM)
  • 若井 隆純
  • ,
  • 町田 秀夫*
  • ,
  • 荒川 学*

開始ページ
5
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記述言語
日本語
掲載種別

ナトリウム冷却高速炉(SFR)の維持規格によれば、破断前漏えい(LBB)が成立することを条件に、供用期間中検査としての体積試験を連続漏えい監視に置き換えることができるとされている。SFR機器では内圧は小さい。基本的に、検出可能亀裂長さおよび貫通時亀裂長さが不安定限界亀裂長さよりも十分に小さければ、LBBが成立すると結論付けることができる。われわれは、管の幾何学形状,疲労亀裂進展特性,荷重条件の関数として、管の周方向亀裂と軸方向亀裂の両方の貫通時き裂長さを計算する簡略化された方法を既に提案していた。しかし、日本機械学会の規格委員会による審議の過程で、この方法についていくつかの問題が指摘された。そこで、本研究では、貫通時の亀裂長さを計算するための、改良手法について説明する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5063641

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