2015年4月 - 2018年3月
古代エジプト語聖刻文字とアッカド語楔形文字の画像を利用した対訳データベースの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
本研究では、古代エジプト語の聖刻文字とアッカド語の楔形文字で書かれた「平和条約碑文」(ラメセス2世時代:紀元前1269年頃)を対象に、(1)両言語資料の画像データの作成、(2)両言語の文法に関する言語記述の実施、(3)両言語資料の画像データと言語記述の結果とを統合させた対訳データベースの作成を実施した。この結果、特に古代エジプト語版の資料について、世界で初となる文字トレースを作成することができ、オープンデータ化に寄与することとなった。また、碑文全体を対象とした対訳分析を行うことにより、両言語の文法理解が従来より深まった。
- ID情報
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- 課題番号 : 15K02503
- 体系的課題番号 : JP15K02503
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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日本オリエント学会第59回大会 2017年10月29日