2013年4月 - 2016年3月
内温性をもつ特殊なサメ類の行動生態とエネルギー収支
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B)
マグロ類と一部のサメ(ホホジロザメ等)は、筋肉の収縮によって生じた熱を体内にため込むことにより、体温をまわりの水温よりも高く保つことが知られている。しかし、高い体温を保つことにどのような生態的意義があるのかは、ほとんどわかっていなかった。本研究では、様々な種のサメに記録計を取り付け、自然のままの行動を記録した。体温を高く保つ種は、そうでない種に比べて、遊泳スピードが速く、また一年間の回遊の範囲が広いことが明らかになった。
- ID情報
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- 課題番号 : 25850138
- 体系的課題番号 : JP25850138