2007年
四国における森林所有権移動と再造林放棄
森林計画誌
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- 巻
- 41
- 号
- 2
- 開始ページ
- 213
- 終了ページ
- 219
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.20659/jjfp.41.2_213
- 出版者・発行元
- 森林計画学会
四国における林地売買など森林所有権移動と再造林放棄の概要を把握するため,四国の全森林組合を対象として郵送によるアンケート調査を行った。その結果,四国における林地売買は,30〜50年生のスギ・ヒノキ人工林を対象として,小規模・零細所有者から素材生産業者へ売却されるケースが主流と考えられることが明らかとなった。林地売買と再造林放棄の関連では,林地売買に伴い林業経営上消極的な理由による皆伐が行われた場合,再造林放棄に繋がり易いことが窺われた。また,素材生産業者へのアンケート調査及び聞き取り調査から,素材生産業者は立木のみを購入したいが,所有者からの希望で土地付きの立木購入を行っているケースもあることなどが明らかとなった。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.20659/jjfp.41.2_213
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009441698
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10385361
- ID情報
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- DOI : 10.20659/jjfp.41.2_213
- ISSN : 0917-2017
- CiNii Articles ID : 110009441698
- CiNii Books ID : AN10385361
- identifiers.cinii_nr_id : 9000006727217