基本情報

所属
徳島大学 医歯薬学研究部 助教

研究者番号
60581155
J-GLOBAL ID
201801007764222256

正常では、個人差はあれども日常生活をおくるのにほぼ問題ないレベルで「運動」を繰り返すことにより生物は日々を過ごしていきます。しかしながら、外界由来の刺激(感覚入力)を受けて適切な「運動」を発現させる脳内の回路・経路のいずれが障害されても、スムーズな「運動」の発動に支障をきたします。そしてその障害される部位により臨床症状・神経学的所見が異なり、治療方針も変ってきます。例えば、大脳基底核が侵される疾患としてはパーキンソン病をはじめとする多くのパーキンソン症候群、小脳系が主に障害される疾患としては脊髄小脳変性症、一次運動神経が主に障害される疾患としては筋萎縮性側索硬化症、大脳基底核・小脳系が侵される疾患としてジストニアなどが挙げられます。こういった疾患群で蓄積するタンパク質や遺伝子の異常などが数多く報告されていますが、本当の意味での原因は未だに明らかになっておらず、根本的な治療法もありません。我々の研究の目的は、こういった疾患群の病態生理をMRI・MRSや核医学検査などの脳神経画像、血清・髄液中タンパク質濃度測定、そしてメタ解析を含む統計学・データサイエンス的手法を駆使して解明し、それらに基づいた新規バイオマーカー・治療法の開発です。優れたバイオマーカーは新規治療法のための臨床治験の精度を高めることが期待されます。この点でも、信頼性の高いバイオマーカーの開発自体も新規治療法開発に直接役立つことができるのです。


論文

  100

MISC

  29

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  28

共同研究・競争的資金等の研究課題

  7