2010年4月 - 2015年3月
縦断的大規模調査法を基礎とした因果推定研究の創出
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
教育分野でこれまで見えなかった、子ども一人ひとりの成績の上昇が詳細に可視化され、「やればできるようになる」ことを、成績低位の子どもにも確実にフィードバックできるようになった他、学習に関して高精度の科学的予測が初めて可能になった。それにより、多数の個人の多様な反応を年単位で集約した、高精度の教育ビッグデータを構築することが可能になった。その分析により、学習はもちろん、自己効力感や抑うつ傾向等の意識状態も縦断的に可視化することが可能になり、危機的状態の子どもの可視化、教師の指導の効果の実質的な評価など、これまで不可能であった因果データに基づく科学的議論が可能になった。
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- 課題番号 : 22240079
- 体系的課題番号 : JP22240079