講演・口頭発表等

2003年8月

病いと共に生きる -慢性病を抱える人々の体験世界-

第34回 日本看護学会学術集会慢性期看護
  • 渡邉たつよ

記述言語
日本語
会議種別
ポスター発表

病いと共に生きる体験を明らかにし、その人らしく生きることの意味を探求することを目的とした。対象者は、3名(50代女性慢性関節リウマチ、40代男性慢性腎不全、40代女性潰瘍性大腸炎)に対して面接及び電子メール交換にて、非構成的に2年間かけてデータ収集した。結果、体験は、身体症状の出現による「病いの始まりを認識」し、病いによる困難に対して「病いとの折り合い」をつけながら生活し、「病いを抱えながらその人らしく生きること」であった。看護師は、患者の背景を考慮し、その人らしく生きていけるよう支援していく。