論文

査読有り 筆頭著者 最終著者
2016年3月

C型肝炎由来の肝細胞がん患者が療養体験を意味づけるプロセス

新潟県立看護大学
  • 渡邉たつよ

開始ページ
1
終了ページ
84
記述言語
日本語
掲載種別

療養体験を意味づけるプロセスを明らかにすることを目的とし、12名に半構成的面接にてデータ収集、修正版グランデッド・セオリー・アプローチにて分析した。結果、告知後患者は、衝撃とともに感染原因の探求やC型肝炎時の後悔をし、繰返す再発と治療に【生を揺るがされる体験】をし,生きたい希望がプラスに捉えるという転換点を経て,【療養体験の意味づけの獲得】をするプロセスであった.患者の生きたい希望を支え、体験を肯定的に捉えられ,意味を見出せるよう支援していく.C型肝炎時から介入し,がん化を予防していく必要がある.

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