2008年 - 2012年
樹木に対するエアロゾルの影響とその樹種間差異の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)
ブナ、スダジイ、カラマツおよびスギの苗木に、ブラックカーボン粒子または硫酸アンモニウム粒子を暴露する手法を確立し、それぞれ2 年間にわたる暴露実験を行った。いずれの樹種においても、成長や光合成能力に対するブラックカーボン粒子の影響は認められなかった。一方、硫酸アンモニウム粒子の暴露は、各樹種の成長に影響を及ぼさなかったが、スギの当年葉の光合成能力を増加させ、旧年葉のそれを低下させることが明らかになった。
- ID情報
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- 課題番号 : 20120010
- 体系的課題番号 : JP20120010
この研究課題の成果一覧
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論文
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Particuology 85 122-132 2023年4月 査読有り招待有り責任著者
メディア報道
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Universiti Teknologi MARA (Malaysia) Facebook Live https://www.facebook.com/watch/live/?v=1869951593175743&ref=watch_permalink 2021年8月 インターネットメディア