基本情報

所属
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境変動研究センター 気候変動対応研究領域 影響予測ユニット 上級研究員
学位
博士(農学)(東京農工大学)

J-GLOBAL ID
200901043786692104

外部リンク

地球温暖化による気温の上昇は、大気の水蒸気保持能力を高め陸域からの蒸発散量を増加させるため、穀物栽培の水需要量が増加すると考えられる。その結果、渇水や洪水災害が増加し、穀物生産への悪影響が懸念されている。そこで、気温が1度上昇することにより、穀物生産の水需要量がどの程度増加し、その水を確保するための対策(適応策)にどのくらいの費用がかかるか、また、将来起こりうる渇水や洪水災害による被害額は上記の対策費用と比べてどのくらいかを明らかにする研究を行なっている。また、渇水災害をいち早く予報し、被害を最小限に止めるためには、農地における蒸発散の実態に即した予報システムの開発が必要である。そこで、本研究では、まず遠隔地にある農地の蒸発散量の観測値とその不確実性を、インターネットを通じて利用者にリアルタイムで提供するシステム「FluxPro」を開発し、次に「FluxPro」にデータ同化1)手法を組み込み、蒸発散予報モデルのパラメータを随時更新することにより、蒸発散量の監視・短期予報の精度を革新的に向上させる次世代農業気象予報システムを開発も行なっている。

研究キーワード

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論文

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