2009年
エージェントベースシミュレーションによる小売店舗レイアウトの効果分析
日本経営工学会論文誌
- ,
- ,
- 巻
- 60
- 号
- 3
- 開始ページ
- 128
- 終了ページ
- 144
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11221/jima.60.128
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 日本経営工学会
本研究は,消費者の購買意欲を誘い売り上げの向上を見込める小売店舗レイアウトをマルチエージェントシミュレーション(MAS)により分析・検証することを目的とする.研究対象としてドラッグストアを取り上げる.まずエージェントの購買行動が現実に近い状態を再現するよう店舗内空間行動モデルを作成し,現実の売り上げデータを用いて各パラメータの調整をする.さらに店舗レイアウトのうち次の3要因 1.購買時点広告(POP)の設置場所, 2.広告日替り商品置き場, 3.商品棚レイアウトに着目し,消費者の店内購買行動と店舗レイアウトの影響効果をMASにより分析し,売り上げがどのように変化するかをシミュレーションをする.最後にシミュレーションした結果と顧客アンケートを比較することで,シミュレーションの妥当性の検証を試みる.
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.11221/jima.60.128
- ISSN : 1342-2618
- eISSN : 2187-9079
- CiNii Articles ID : 110007581028
- CiNii Books ID : AN10561806
- CiNii Research ID : 1390282680481183488