2016年4月 - 2019年3月
ハイドロゲン・ナノバブルを用いた壊死性腸炎に対する画期的治療法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
まず(1) 投与経路の検討 (2) 投与時期の検討を施行した。腹腔内投与と消化管投与ででは、発生率に優位な差は認めなかったが、投与しない群と比して優位に発生率の低下を認めた。腹腔内投与を採用。コントロ-ル群として生食を投与した。生後48時間後より投与開始した群ではNECスコアは平均1.5±0.56点 早期投与群では1.0±0.62点で傾向はあるものの、優位差は認めなかった。生化学的検討、または、分子生物学的検討を行った。壊死性腸炎の発生率の減少、生存率には改善が得られた。サイトカインや、酸化ストレスの指標の評価も行ったが、傾向は認めるものの優位差は認めなかった。
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- 課題番号 : 16K10095
- 体系的課題番号 : JP16K10095