MISC

2011年5月

オーバレイルーティングがISPの接続戦略に与える影響に関する一検討

電子情報通信学会技術研究報告
  • Xun Shao
  • ,
  • 長谷川剛
  • ,
  • 谷口義明
  • ,
  • 中野博隆

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43
開始ページ
13
終了ページ
18
記述言語
英語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

インターネットは様々なインターネットサービスプロバイダ(ISP)が運営している数多くのネットワークから構成される。ISPのトラヒックと経済的側面の関係は主にISPのルーチングポリシーによって決定される。しかし近年、アプリケーション層においてトラヒックルーチングを行うオーバレイルーチングが急速に普及しており、ISPのルーチングポリシーとの関係が注目されている。そこで本報告では、オーバレイルーチングがISPに与える経済的影響、およびISPが他のISPと接続を行う際の戦略について考察する。について調査する。そのために、簡易なISPネットワークに基づくISP相互接続ビジネスモデルを導入し、様々な状況におけるネットワークのトラヒックパターンをモデル化する。その後、そのビジネスモデルとトラヒックパターンを組み合わせることで、Bill-and-Keepピアリングおよびpaid peeringを用いたISPのコスト削減について検討する。加えてISPがピアリング戦略を増強する動機について議論する。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008725515
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11546431
URL
http://www.ieice.org/ken/paper/20110519a0gD/
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110008725515
  • CiNii Books ID : AA11546431

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