高速実験炉「常陽」関連施設を用いた学生実習プログラム
International Conference on Fast Reactors and Related Fuel Cycles (FR 2009)
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- 開催年月日
- 2009年12月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
大学等における教育研究活動を支援するため、これまで個別に対応してきた「常陽」関連施設における学生実習を体系的で効果的に実施できるシステムを構築した。実習内容は、これまで実績のある「常陽」の運転データ用いた炉物理解析実習,原子炉シミュレータを用いたフィードバック反応度特性実習,放射化箔法による中性子照射量測定実習に加え、レーザによる極微量同位体分析実習,放射性物質の放射化学分析実習のテーマとし、原子力専攻に限定されない幅広い学生が参加できるものとした。本実習システムは、大学教育の専門家によるレビューを受けるとともに試行を行い、2008年から運用を開始した。また、フランス原子力庁からのインターンシップ生の受け入れも行っている。本実習システムにより、原子炉施設等を用いた教育が可能となり、実践的な技術・技能を習得した学生の育成と大学との連携強化への貢献が期待できる。