茨城近海海底土中放射性セシウムの詳細分布調査
日本保健物理学会第46回研究発表会
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- 開催年月日
- 2013年6月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 千葉
- 国・地域
- 日本
原子力機構では、再処理施設保安規定及び茨城県環境監視計画に基づいて、東海再処理施設周辺の環境モニタリングを行っている。海洋環境モニタリングでは、海底土,海水,海産生物等の試料中に含まれる放射性核種を対象としており、これらに対する東京電力福島第一原子力発電所事故の影響を把握する必要がある。このため、茨城近海を対象とする海底土中放射性セシウム(Cs-134, Cs-137)濃度の詳細分布調査を行った。この結果、地点ごとに放射性セシウム濃度は異なっており、その濃度範囲はCs-137で6.1$\sim$300Bq/kg・乾であった。また、放射能比(Cs-134/Cs-137)は、0.48$\sim$0.77であった。本発表では、これらの調査結果と通常のモニタリング結果とを合わせて報告する。