2013年12月
加速器質量分析法で測定した東海再処理施設10km圏内における土壌中$^{129}$I及び$^{127}$I濃度
保健物理
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- 巻
- 48
- 号
- 4
- 開始ページ
- 193
- 終了ページ
- 199
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.5453/jhps.48.193
2006年3月の電気事業者との役務再処理の完遂を機に、AMS法による、東海再処理施設周辺10km圏内の土壌中$^{129}$Iの水平分布及び施設南西約2km地点における深度分布を測定した。その結果、再処理施設からの大気放出に起因する$^{129}$I濃度が観測されたものの、安全審査で用いられた拡散計算による計算値とおおむね一致しており、安全審査で用いた拡散計算の妥当性が確認された。また、深度分布試料の測定結果から$^{129}$Iは一旦土壌に吸着されると移動しにくく、数十年間はそこに留まっていることが示唆された。
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- DOI : 10.5453/jhps.48.193
- ISSN : 0367-6110