1997年12月
第二次大戦期地方制度における参与制度の特質と意義
日本史研究
- 巻
- 号
- 424号
- 開始ページ
- 101
- 終了ページ
- 127
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 日本史研究会
近代日本の地方支配原理であった名望家秩序が動揺し始める1930年代後半には、それに代わって各種官製団体のリーダーを担い手とする新しい支配原理が形成され始めていた。1943年の町村制改正によって導入された参与制度には、そうした2つの指導原理を接合する意図があったことを明らかにした論文。