続 三義

J-GLOBALへ         更新日: 18/06/08 15:48
 
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研究者氏名
続 三義
 
ショク サンギ
eメール
xu_sanyitoyo.jp
URL
http://kaken.nii.ac.jp/d/r/60468361.ja.html
所属
東洋大学
部署
経済学部
職名
教授
学位
文学修士(東京外国語大学)
科研費研究者番号
60468361

プロフィール

北京外国語学院(大学)アジア・アフリカ語学部日本語学科卒業
同大学で講師、副教授、教授
2008年から東洋大学経済学部教授

経歴

 
2008年4月
 - 
現在
東洋大学 経済学部 教授
 
2016年4月
 - 
2018年3月
東洋大学経済学部国際経済学科長
 
2012年4月
 - 
2013年3月
オレゴン州立大学 客員研究員
 
2011年4月
 - 
2012年3月
東洋大学経済学部第2部経済学科主任
 
2007年4月
 - 
2008年3月
創造学園大学 創造芸術学部 教授
 
1997年
 - 
2007年3月
北京外国語大学 国際交流学院(学部) 教授
 
2002年9月
 - 
2003年8月
台湾政治大学 外国語学院日本語系 客員教授
 
1991年
 - 
1997年
北京外国語学院(1994年より北京外国語大学) 日本語学部 副教授
 
1995年4月
 - 
1996年3月
大東文化大学 外国語学部 客員教授
 
1983年
 - 
1991年
北京外国語学院(大学) 日本語学部 講師
 
1977年9月
 - 
1983年
北京外国語学院(大学) アジアアフリカ語学部日本語学科 教師
 

委員歴

 
2018年6月
 - 
現在
日中対照言語学会  副会長
 
2016年8月
 - 
現在
中日対比言語学研究(協作)会  副会長兼学術委員会委員長
 
2014年5月
 - 
2018年5月
日中対照言語学会  理事長
 
2013年4月
 - 
2015年3月
アジア文化研究所  運営委員
 
2010年4月
 - 
2012年3月
アジア文化研究所  運営委員
 

論文

 
日中翻訳――「天声人語」(2014.3.7)
続 三義
経済論集   43(2) 87-100   2018年3月
ここで取り上げているのは、朝日新聞中文網における2014年5月9日付けの、2014年3月7日の「天声人語」「他者とどう折り合うか」の中国語訳《如何与他人妥协共存》である。基本的に中国語・日本語、および中日―日中辞書の釈義や説明などを利用し、辞書の相互参照などを通じて、語彙の意味を確認・分析し、これによって、「訳文」の足りないところを指摘する。いくつかの語彙の問題を解決した後、文のつながり・文脈の理解と翻訳について論じ、さらに中国語の表現問題についても言及し、最後に、語彙にもかかわるが、動詞...
日汉翻译——《天声人语》(2015.6.5)
続 三義
汉日对比研究论丛   8 255-267   2017年8月   [査読有り]
朝日新聞中文網に掲載されている中国語訳の『天声人語』(2015.6.5)の中国語表現について、主に語彙の面から分析を加え、その問題点を指摘した。原文の「だろうか」「わいわい」、「楽しい」、「落ち着く」、「何より」、「進んでいるらしい」「20代から50代の全国のビジネスマン400人に聞いた」、「ずいぶん変化した」、「分析している」、「続いている」、「遅くなる」、「もはや」、「限られた」、「ということ」及び「狂騒」など。
日中翻訳における文脈-『天声人語』の中国語訳から
続 三義
鈴木泰先生古希記念論文集   211-221   2017年3月
中国で出版された「天声人語」の中国語訳(《天声人语集萃》、《天声人语集萃2》)と朝日新聞のネット中文網に掲載された「天声人語」の中国語訳を例に、1、主語、2、述語、3、多義語、4、語の意味のポテンシャルかリアルか、5、接続詞など、翻訳における文脈把握の問題について述べてみた。
日中翻訳―『天声人語』(2013.3.10)について
続 三義
高橋弥守彦教授古希記念論文集   102-117   2017年3月
朝日新聞中文網における2013年3月10日付の『天声人語・自然と未来への畏れ』の中国語訳(2013年4月3日掲載)を例にとり、「泳ぎ回る」と“畅游”、「身を任す」と“依附”、「水が汚れれば同じように汚れ」と“海水受污染便是自身受污染”、「採れた」と“打捞”、「である」と“成为”、「積もった」と“囤聚”、「口を開ける底魚」と“底栖鱼”、「底魚にたまる」と“沉积到…底栖鱼体内”、「宅地」と“住宅区”、“覆盖”、「めどが立たない」と“遥遥无期”、「避難先」と“避难所”、「全原発の停止」と“全面停...
日中翻訳の心得ー『天声人語』の中国語訳を例に
続 三義
中国言語文化学研究   (第6号) 28-48   2017年3月   [招待有り]
朝日新聞のコラム『天声人語』の中国語訳(中国で出版されている『天声人語』の中国語訳書と朝日新聞中文網における中国語翻訳)を例に、1、上位語と下位語、2、言葉の褒貶義、3、具象と抽象、4、時間のメタファー、5、主体の動作/主語と述語・単数と複数、6、テンス・アスペクト、ポテンシャルとリアル、7、日本語文化語に注目、8、指示代名詞、9、四字熟語、10、結びという10の節に分けて、日本語が中国語に翻訳された時の問題点、その原因及び対処法を述べたものである。
日中翻訳ーー『天声人語』(2006.3.10)
続 三義
アジア文化研究所研究年報2016年   (51) 263-270   2017年2月
『朝日新聞』の「天声人語」には中国訳がある。中国で出版された2006.3.10付の《失物招领处见闻》に見られる中国語表現に関して、日中翻訳の角度から、タイトル、名詞連語と動詞連語、能動文と受け身文、それから“含义”、“什么时候”、“但”、“属于”、“期间”、“情景”などの語彙問題、そして談話機能を表す「でも」の中国語表現などについて分析して、日中翻訳時の問題点を指摘し、日中翻訳に携わる関係者の参考に呈する。
汉英语音对比研究——对美汉语语音教学
続 三義
中日语言文学研究   159-172   2016年12月
英語で書いた中英発音の対照研究論文をもとに、中英の母音、子音、アクセントとイントネーションに関して比較対照研究をした。特に、中英の母音を、単母音、二重母音、三重母音について新たに定義して、その異同を述べた。
中国の日本語教科書研究ー清末の日本語教科書における音声教育
続 三義
東洋大学 経済論集   42(1) 123-138   2016年12月
本研究では清末の日本語教科書を6部取り上げ、その発音について分析研究した。そのうちの3部は中国人が編纂したもので、そのほかの3部は日本人が編纂したものであるが、中国人が訳したものであり、中では2部が読本的なものである。中国人が編纂したものを見れば、最初の『東語入門』は中国の伝統的音韻学の知識を援用し、「反切」の角度から日本語の発音を説明し、中国語の漢字で日本語の発音を表記した。これは最も中国人的なやり方で日本語の発音を表記したものである。『東語正規』ではよりよい中国人の日本語学習法を示した...
連語論から見る“走”の意味
続 三義
東方   (425) 14-19   2016年7月
現代中国語の“走”は日本語の「走」の意味と違う。辞書などに“走”に関する説明があるが、多くの意味が記述されていない。本論はこれまでの2編の論文の研究成果をまとめ、多くの用例をもとに、連語論の角度から“走”を分析し、その意味を確認し、中国の辞書および中日辞書における記述の不適切さを述べ、言語学習並びにこれからの辞書編纂への建言をした。
日汉翻译——以『天声人語』(2009.02.05)为例
続 三義
東洋大学・経済論集   41(1) 69-86   2015年12月   [査読有り]
中国で出版されている『天声人語』(2009.02.05)の中国語訳における誤訳と思われる単語や連語、受け身という文法的な表現を取り上げ、誤訳の原因を分析し、そして、文章を成り立たせるためのキーワードの取り扱い方を巡って、翻訳における文脈把握の大切さなどを論じた。

書籍等出版物

 
紅の軍ー長征史詩
続 三義 (渡辺 明次  続 三義)  (担当:共訳, 範囲:全部)
日本僑報社   2014年4月   
中国現代史における長征という出来事を叙事詩として書かれた中国語の「長征史詩」を日本語に抄訳したものである。日本語訳と中国語原詩は見開きページになっており、中国語学習者にも利用できる。
コミュニケーション日本語と中国語
続 三義
DTP出版   2008年3月   
コミュニケーションは、中国語では「交流」、「交際」あるいは「語言交流」、「語言交際」のような用語に当たる。本書では、コミュニケーションにかかわって一部ではあるが、日本語と中国語の日常のあいさつ言葉を取り上げ、その異同を使用時間、使用場面、使用対象などの角度から論じ、そのほか、一部の語彙、慣用句、ことわざなどにも触れ、両国語をコミュニケーションの角度から対照研究した。
「カナダへの旅」の中国語訳
続 三義
朝日出版社   2011年10月   
東洋大学元学長神作光一先生の短歌集「百首歌・カナダへの旅」が日本語と英・独・仏・中の訳文という5言語の形で出版された。筆者が担当したのは中国語訳。日本語の短歌を中国語にどう訳すか、学界ではいろいろ議論がある。57577のリズムをそのまま訳すか、中国語の詩歌の韻を踏みながら訳すか、いろいろと実践がある。ここでは「意」を伝えるのを主眼として、五言詩の形を中心に中国の「詞」の形も念頭に置いて、多くのフォームを試みている。ちなみに書名こそ中国語になっていないが、『加拿大之旅』となる。
対日漢語語音教程『日本人のための中国語発音課程』第2刷
続 三義
北京語言大学出版社   2005年10月   
第2刷と言っても、実際は第2版と言ってもさし支えない。韻母のユニットでは、特に母音の融合、前舌母音と奥舌母音によるnとngの対照、声母のユニットでは、無気有気の対照や、xとy、shとrなどの対照、そして、ほぼ全書を通し単音節、二音節そして三音節や四音節の語などの項目のほか、短文、さらに「詩歌鑑賞」という項目を設け、理論と実践をともに豊かにしている。
マルチコミュニケーション中国語
続 三義、読売・日本テレビ文化センター講師 徐 迎新
駿河台出版社   2011年5月   
初級中国語を、聞く、話す、読む、書く、訳すという総合的な技能を養成する形で勉強できるように気を配った、中国語教科書である。

講演・口頭発表等

 
「天声人語」(2014.2.26)の中国語訳について
続 三義
日中対照言語学会月例会   2018年4月21日   
朝日新聞中文網に掲載されていた「『図書館の自由』を守れ」という「天声人語」(2014.2.26)の中国語訳 “方形”、“空白”、“被认定”、“被付之一炬”、“此即为‘柏林焚书’事件” 、“记录下当年书籍蒙难的记忆”、“在焚书的地点上”、“建立起”、“一座奇特的空间”、“一件事”、“遭到破坏”、“被撕毁”、“这份深不可测的恶意”、“受到广泛阅读”、“无疑”、“甚至”、“如此事件”、“无论其背后到底有着何种原因”、“深刻的影响”、“焚书之举背后”などの語または表現について日本語原文と対照させな...
日中翻訳――「天声人語」(1997.7.18) [招待有り]
続 三義
国際連語論学会第6回大会   2018年2月25日   国際連語論学会
「天声人語」(1997.7.18)「世襲について思う」の中国語訳(外研社出版の《天声人语集萃》の中国語訳)を例に検討し、連語と関連させながら、言語表現の一般性・普通性・抽象性と個別性・特殊性・具体性について論述し、次に言語表現における未然と既然について述べ、さらに、アスペクト、可能表現などに絡んで、言語表現のポテンシャル性とリアル性について言及し、最後に言語の時空性と意味の域の広さについて論じる。
日中翻訳――中国語誤訳の分析の分析―「て形」と連動
続 三義
日中対照言語学会第37回大会   2017年5月28日   日中対照言語学会
中国で出版された《日语误译文分析》という書物の中で日中翻訳の誤訳に関する分析がある。いい分析がたくさんある。しかし、ところどころ必ずしも適切でない。本文では、その中から、2例を取りあげ、その分析は「て形」に関する分析が適切でないこと、そして、「て形」の意味と理解、並びにその中国語訳について分析する。
日中翻訳――『天声人語』(1992.1.27)の中国語訳を例に
続 三義
日中対照言語学会   2017年4月22日   日中対照言語学会
朝日新聞のコラム『天声人語』は日本語学習者には人気がある。中国語版もできている。しかし中国語訳には少し問題がある。この文では、中国で出版された中国訳の中の『天声人語』(1992.1.27)の訳文を例に、まず文脈から主語の問題を分析し、それから、一部の語彙の意味を分析し、その後、言語の意味のポテンシャル性・リアル性、そして、個別性・一般性の問題について論究した。
日中翻訳の心得ー『天声人語』の翻訳に鑑みて
続 三義
第十二回学術シンポジウムー中国語教育と日中翻訳   2016年11月19日   大東文化大学大学院
朝日新聞中文網に掲載されている『天声人語』の中国語訳、中国国内で出版されている『天声人語』の中国語訳を例に、上位語と下位語、言葉の褒貶義、具象と抽象、時間のメタファー、主体と動作/主語と述語・単数と複数、テンス・アスペクト、ポテンシャルとリアル、文化語、指示代名詞、四字熟語などのテーマに分けて、日中翻訳際に注意すべき点などについて報告した。

競争的資金等の研究課題

 
中国百年教科書整理と研究の分課題・百年中小学校日本語教科書の変遷研究・音声教育研究
中国・人民教育出版社課程教材研究所: 中国国家社会科学基金重大項目
研究期間: 2014年9月 - 2016年1月    代表者: 徐 岩
中国内陸部における貧困対策に関する研究―「移民新村」政策を中心にして―
科学研究費 基盤研究(B)(海外)
研究期間: 2006年 - 2009年    代表者: 阿部 照男

その他

 
2018年4月   ~ 東洋大学人間科学総合研究所所長
2016年4月   ~2018年3月 東洋大学経済学部国際経済学科長
2011年4月   ~2012年3月 東洋大学経済学部第2部経済学科主任
1980年代、中国人に対する日本語教育・研究

90年代初期、日本語教育と日中言語対照研究

90年代後半から、日本人に対する中国語教育・研究、そして本格的に日中言語対照研究を始める
2008年
『日中言語研究と日本語教育』編集委員
中国語母語話者の日本語学習者を対象にした対照研究の雑誌の編集に協力する。