江口陽子 (Yoko Eguchi) - マイポータル

基本情報

所属: 近畿大学生物理工学部食品安全工学科准教授

学位: 博士(農学）(近畿大学)

J-GLOBAL ID: 201501029361698820
researchmap会員ID: B000244859

研究キーワード

研究分野

ライフサイエンス / 応用微生物学 / 微生物情報伝達

経歴

2019年4月 - 現在

近畿大学, 生物理工学部, 准教授
2015年4月 - 2019年3月

近畿大学, 生物理工学部, 講師
2006年10月 - 2015年3月

近畿大学, 農学部, 研究員
2014年4月 - 2014年9月

近畿大学, 農学部, 非常勤講師
2004年4月 - 2006年8月

近畿大学, 農学部, 博士研究員
1994年9月 - 1995年3月

同志社国際高等学校, 非常勤講師
1988年4月 - 1991年3月

住友製薬株式会社

学歴

2001年4月 - 2004年3月

近畿大学, 農学研究科, 応用生命化学専攻
1986年4月 - 1988年3月

京都大学, 農学研究科, 食品工学専攻
1982年4月 - 1986年3月

京都大学, 農学部, 食品工学科

受賞

2015年5月

優秀発表賞, クラスI ヒスチジンキナーゼのH-boxを標的とする新規抗生物質、waldiomycin, 生化学会第62回近畿支部例会

清水莉子, 江口陽子, 犬飼洋一, 栃尾尚哉, 岡島俊英, 新家粧子, 深溝慶, 五十嵐雅之, 木川隆則, 内海龍太郎江口
2011年3月

トピックス賞, 「う蝕菌バイオフィルム形成に対するアロマデンドレン類縁化合物の阻害機構」, 日本農芸化学会

松永弘子, 江口陽子, 平瀬創太, 田中康雄, 内海龍太郎
2010年3月

トピックス賞, 「う蝕菌 Streptococcus mutans に対するヒスチジンキナーゼ阻害剤の病原性抑制効果」, 日本農芸化学会

江口陽子, 松永弘子, 小島徳子, 五十嵐雅之, 内海龍太郎

主要な論文

Diversity in Sensing and Signaling of Bacterial Sensor Histidine Kinases

Eiji Ishii, Yoko Eguchi

Biomolecules 11(10) 1524-1524 2021年10月15日査読有り最終著者責任著者
Acid-sensing Histidine kinase with a redox switch

S. Inada, T. Okajima, R. Utsumi, Y. Eguchi

Frontiers in Microbiology 12 652546 2021年5月査読有り最終著者責任著者
Identification of an internal cavity in the PhoQ sensor domain for PhoQ activity and SafA-mediated control.

Yoshitani, K, Ishii, E, Taniguchi, K, Sugimoto, H, Shiro, Y, Akiyama, Y, Kato, A, Utsumi, R, Eguchi, Y

Biosci Biotechnol Biochem 83(4) 684-694 2019年4月査読有り最終著者責任著者
Angucycline antibiotic waldiomycin recognizes common structural motif conserved in bacterial histidine kinases

Yoko Eguchi, Toshihide Okajima, Naoya Tochio, Yoichi Inukai, Riko Shimizu, Shuhei Ueda, Shoko Shinya, Takanori Kigawa, Tamo Fukamizo, Masayuki Igarashi …

JOURNAL OF ANTIBIOTICS 70(3) 251-258 2017年3月査読有り筆頭著者
Alkali Metals in Addition to Acidic pH Activate the EvgS Histidine Kinase Sensor in Escherichia coli

Yoko Eguchi, Ryutaro Utsumi

JOURNAL OF BACTERIOLOGY 196(17) 3140-3149 2014年9月査読有り筆頭著者
The connector SafA interacts with the multi-sensing domain of PhoQ in Escherichia coli

Yoko Eguchi, Eiji Ishii, Masatake Yamane, Ryutaro Utsumi

MOLECULAR MICROBIOLOGY 85(2) 299-313 2012年7月査読有り筆頭著者
Development of an Antivirulence Drug against Streptococcus mutans: Repression of Biofilm Formation, Acid Tolerance, and Competence by a Histidine Kinase Inhibitor, Walkmycin C

Yoko Eguchi, Norihiro Kubo, Hiroko Matsunaga, Masayuki Igarashi, Ryutaro Utsumi

ANTIMICROBIAL AGENTS AND CHEMOTHERAPY 55(4) 1475-1484 2011年4月査読有り筆頭著者
Regulation of Acid Resistance by Connectors of Two-Component Signal Transduction Systems in Escherichia coli

Yoko Eguchi, Eiji Ishii, Kensuke Hata, Ryutaro Utsumi

JOURNAL OF BACTERIOLOGY 193(5) 1222-1228 2011年3月査読有り筆頭著者
Two-component signal transduction as potential drug targets in pathogenic bacteria

Yasuhiro Gotoh, Yoko Eguchi, Takafumi Watanabe, Sho Okamoto, Akihiro Doi, Ryutaro Utsumi

CURRENT OPINION IN MICROBIOLOGY 13(2) 232-239 2010年4月査読有り招待有り筆頭著者
B1500, a small membrane protein, connects the two-component systems EvgS/EvgA and PhoQ/PhoP in Escherichia coli

Yoko Eguchi, Junji Itou, Masatake Yamane, Ryo Demizu, Fumiyuki Yamato, Ario Okada, Hirotada Mori, Akinori Kato, Ryutaro Utsumi

PROCEEDINGS OF THE NATIONAL ACADEMY OF SCIENCES OF THE UNITED STATES OF AMERICA 104(47) 18712-18717 2007年11月査読有り筆頭著者
Signal transduction cascade between EvgA/EvgS and PhoP/PhoQ two-component systems of Escherichia coli

Y Eguchi, T Okada, S Minagawa, T Oshima, H Mori, K Yamamoto, A Ishihama, R Utsumi

JOURNAL OF BACTERIOLOGY 186(10) 3006-3014 2004年5月査読有り筆頭著者
Transcriptional regulation of drug efflux genes by EvgAS, a two-component system in Escherichia coli

Y Eguchi, T Oshima, H Mori, R Aono, K Yamamoto, A Ishihama, R Utsumi

MICROBIOLOGY-SGM 149 2819-2828 2003年10月査読有り筆頭著者

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MISC

「プール水を安全な飲用水へ」

江口陽子

産学官連携ジャーナル 2022(2) 17-22 2022年2月招待有り筆頭著者責任著者
大腸菌PhoQセンサードメインのSDポケットの構造と機能

吉谷亘平, 石井英治, 吉谷亘平, 石井英治, 谷口勝英, 杉本宏, 杉本宏, 城宜嗣, 秋山芳展, 加藤明宣 …

日本農芸化学会大会講演要旨集(Web) 2019 2019年
細菌ヒスチジンキナーゼを標的とする新規抗生物質signermycin B,waldiomycinの作用機構

木野弘量, 犬飼洋一, 五十嵐雅之, 石井英治, 江口陽子, 内海龍太郎

日本分子生物学会年会プログラム・要旨集(Web) 35th 2012年
細菌情報伝達コネクター因子,SafAの作用部位の特定

吉谷亘平, 石井英治, 江口陽子, 内海龍太郎, 内海龍太郎

日本分子生物学会年会プログラム・要旨集(Web) 35th 2012年
Introduction to bacterial signal transduction networks

Yoko Eguchi, Ryutaro Utsumi

BACTERIAL SIGNAL TRANSDUCTION: NETWORKS AND DRUG TARGETS 631 1-6 2008年
大腸菌二成分制御系EvgASによるPhoPQレギュロンの制御

江口陽子, 岡田只士, 皆川周, 大島拓, 森浩禎, 内海龍太郎

日本農芸化学会大会講演要旨集 2003 163 2003年3月5日
魚病細菌Vibrio anguillarumのNa⁺ポンプ遺伝子(nqr)のクローニングと発現制御

永田(藤原)恵里奈, 江口陽子, 内海龍太郎, 江口充

日本分子生物学会年会プログラム・講演要旨集 26th 2003年
27-C-17 魚病細菌Vibrio anguillarumの定常期における1次Na^+ポンプの転写制御(生理・増殖,一般講演)

永田恵里奈, 江口陽子, 内海龍太郎, 江口充

日本微生物生態学会講演要旨集 (19) 75-75 2003年

書籍等出版物

「遺伝学の百科事典－継承と多様性の源」

江口陽子, 岡島俊英, 内海龍太郎 (担当:分担執筆, 範囲:環境応答:two-component signal transduction (TCS))

日本遺伝学会編、丸善出版社 2022年1月
「遺伝子・細胞から見た応用微生物学」

阪井康能, 竹川薫, 橋本渉, 片山高嶺 (担当:分担執筆, 範囲:「二成分制御系」p. 72-74)

朝倉書店 2020年4月
Stress and Environmental Control of Gene Expression in Bacteria

Yoko Eguchi, Eiji Ishii, Ryutaro Utsumi (担当:分担執筆, 範囲:Chapter 16.3. Two-component systems in sensing and adaptation to acid stress in Escherichia coli)

Wiley-Blackwell Publishers 2016年
Two component systems in bacteria

Y. Eguchi, E. Ishii, R. Utsumi (担当:分担執筆, 範囲:pp 149-162, Molecular mechanism of bacterial two-component signal transduction networks via connectors, Two component systems in bacteria)

R. Gross and D. Beier (Ed.), Horizon Scientific Press 2012年
Adv. Exp. Med. Biol.,631

Y. Eguchi, R. Utsumi (担当:分担執筆, 範囲:pp 1-6, Introduction to bacterial signal transduction networks)

2008年
Survival and Death in Bacteria

Y. Eguchi, S. Minagawa, H. Ogasawara, K. Yamamoto, R. Utsumi (担当:分担執筆, 範囲:pp 69-76, Signal transduction network for environmental adaptation in Escherichia coli)

M. Yamada (Ed.), Research Signpost (Kerara, India) 2005年

講演・口頭発表等

細菌ヒスチジンキナーゼを阻害するナフトキノン誘導体の阻害メカニズム

江口陽子, 櫻井一正, 玉置和也, 石川彰彦, 岡島俊英, 五十嵐雅之, 内海龍太郎

日本農芸化学会2024年度大会 2024年3月27日
Campylobacter jejuni における二成分制御系 RacS/RacR系とストレス抵抗性

江口陽子, 寺田結香, 上山真央, 濱口幹太

第４４回日本食品微生物学会学術総会 2023年9月21日
古くて新しい抗菌技術—バクテリオファージの利用—

江口陽子

日本防菌防黴学会第50回年次大会 2023年8月30日招待有り
Campylobacter jejuni の乾燥耐性能の検討

江口陽子, 上山真央, 櫻井優亜, 濱口幹太

日本防菌防黴学会第50回年次大会 2023年8月30日
Campylobacter jejuni における情報伝達系とストレス抵抗性との関連

江口陽子, 濱口幹太, 上山真央, 櫻井優亜, 寺田結香, 高松萌菜

第96回日本細菌学会総会 2023年3月17日
Campylobacter jejuniの二成分情報伝達系とストレス応答の関連

濱口幹太, 森永開大, 久岡冴, 赤坂亜玖良, 高田梨奈, 江口陽子

第15回カンピロバクター研究会 2022年10月29日
Analysis of an acid responding sensor specific to Escherichia coli.

Yoko Eguchi

Seminar at Sapienza University of Rome 2022年9月18日招待有り
Campylobacter jejuniの二成分情報伝達系とストレス応答の関連

濱口幹太, 森永開大, 久岡冴, 赤坂亜玖良, 高田梨奈, 江口陽子

第43回日本食品微生物学会学術総会 2022年9月
カンピロバクター菌に対する乾燥ストレス試験の検討

上山真央, 櫻井優亜, 濱口幹太, 江口陽子

第43回日本食品微生物学会学術総会 2022年9月
「Campylobacter jejuniの二成分情報伝達系とストレス応答の関連」

濱口幹太, 森永開大, 久岡冴, 赤坂亜玖良, 高田梨菜, 江口陽子

第95回日本細菌学会総会 2022年3月29日
「災害時の飲料水確保にむけた UV-LED 浄化装置の検討」

千種克典, 三目晴造, 江口陽子

日本防菌防黴学会第48回年次大会 2021年9月9日
Campylobacter 菌の酸耐性株取得のための酸処理および培養条件の検討

濱口幹太, 谷口奈々, 山岡真実, 江口陽子

第94回日本細菌学会総会 2021年3月23日
「柿タンニンによるミュータンス菌バイオフィルム形成阻害」

江口陽子

第18回果実酒・果実飲料と健康に関する研究会 2020年11月21日招待有り
Acid sensing histidine kinase with a redox switch

Y. Eguchi, S. Inada, R. Utsumi

Microbial Stress 2020年11月17日
「酸応答性ヒスチジンキナーゼ EvgS の活性化機構」

稲田慎也, 芝山健太, 江口陽子

日本農芸化学会2020年度大会 2020年3月28日
Acid sensing histidine kinase sensor responds to redox state, Gordon Research Conference on Sensory Transduction in Microorganisms

○Y. Eguchi, S. Inada, R. Utsumi

Gordon Research Conference on Sensory Transduction in Microorganisms 2020年1月13日
「厨房使用を想定した弱酸性次亜塩素酸水の除菌力評価」

椚原咲希, 米村嗣子, 村上秀樹, 江口陽子

日本防菌防黴学会第46回年次大会 2019年9月25日
「酸応答性ヒスチジンキナーゼセンサー EvgS の活性化機構」

稲田慎也, 江口陽子

第16回21世紀大腸菌研究会 2019年5月29日
酸化還元ストレスによる酸応答性センサー EvgS の活性化制御」

稲田慎也, 内海龍太郎, 芦田久, 江口陽子

日本分子生物学会総会 2018年11月
「Campylobacter 特異的バクテリオファージの単離と形態観察」

道裏ひかる, 杉岡千尋, 大川幹弘, 中川和也, 江口陽子

第39回日本食品微生物学会学術総会 2018年9月28日

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担当経験のある科目(授業)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

大腸菌特有の EvgS センサー活性化制御機構の解析

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2023年4月 - 2026年3月

江口陽子, 大沼貴之
分子設計AIを活用した有機合成による機能性物質探索技術の効率化

国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) 大学発新産業創出基金事業可能性検証 2023年10月 - 2025年3月

石川彰彦, 五十嵐雅之, 江口陽子, 岡島俊英, 内海龍太郎
Drug2drugs関連技術を活用した創薬共同研究

共同研究 2021年6月 - 2025年3月

内海龍太郎、岡島俊英、江口陽子、石川彰彦、五十嵐雅之
カンピロバクターの酸耐性機構の解析

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2020年4月 - 2023年3月

江口陽子
創薬を指向したハイスループットヒスチジンキナーゼアッセイ法の創出

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2019年4月 - 2022年3月

木下英司, 江口陽子
酸応答性センサーの活性化機構の解析

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究C 2016年4月 - 2019年3月

江口陽子
細菌情報伝達制御剤の開発を目指したヒスチジンキナーゼ

公益信託林女性自然科学者研究助成基金 2012年4月 - 2014年3月

江口陽子
新しい情報伝達の発見：薬剤耐性菌出現の分子機構の解明と応用

公益信託林女性自然科学者研究助成基金林フェロー 2002年4月 - 2004年3月

江口陽子
細菌の環境適応応答と情報伝達：薬剤耐性菌出現の分子機構の解明

笹川科学研究助成 2002年4月 - 2003年3月

江口陽子

社会貢献活動

和歌山県生鮮食品生産衛生管理システム認証制度に係る審査員

その他

和歌山県 2015年12月 - 現在
「食中毒予防のサイエンス」

講師

近畿大学生物理工学部公開講座 2017年8月27日

江口陽子

基本情報

研究キーワード

研究分野

経歴

学歴

受賞

主要な論文

MISC

書籍等出版物

講演・口頭発表等

担当経験のある科目(授業)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

社会貢献活動

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